カテゴリー別アーカイブ: 林業・林政

多くの農林産物

村の産業祭が開かれた。 26日27日の2日間にわたって農林産物や加工品などを各農家から出品していただき、今年の出来具合を審査していただきました。 水稲、野菜、果樹、穀類、加工品、林産物、民芸品、肉用牛の分野から423点に及ぶ出品があり、3年連続の出品点数の増となり、何よりもうれしいことでした。 これまでは、それぞれの農家の方々が難儀してつくりあげた農産物がありながら、遠慮していたのかあるいは面倒なのであったのかなかなか出品点数の増加は図られなかった。 それがわずかづつではありますが増加傾向にあることは、とてもうれしい限りです。 秋田県内では産業祭、農業祭などと名称こそ違うものの、出来秋を祝うこうしたイベントを行っていると思うし、県内最大の種苗交換会などは伝統的な全国的にも珍しいイベントであろうと思う。 村の場合、そのミニ版とも言っていいだろうと思う。 来賓の方々のあいさつでは、その内容の濃さや出品点数の多いことには驚いておられるようです。 あいにく会期中の2日間とも天候には恵まれず、雨と寒さで大変残念であったが、それにもかかわらず、出品した農林産物や加工品の即売の始まる時間にはたくさんの人出でにぎわった。 名取市閖上の方々による海産物の即売にも集まってくれました。 産業祭は今年で46回目になる伝統的な村の風物詩でもあり、工夫を凝らして、農家とお客さんとのつながりを今後とも深めていきたいと考えています。 村の農林産物は村独特なものがあり、消費者はしっかりとそうしたことを理解し、毎年のようにこのイベントを楽しみにしておられるようである。 昨日はこの成果の表彰式を行った。行財政改革のためであろうと思いますが知事賞はなくなってしまって農家の方々からは大変残念がられているものの、それぞれの部門ごとに、農協さんとの連携をとりつつ、我々はしっかりと農家の方々とその1年の努力を確認するためにもこうした表彰は続けたいと思っている。 この後、恒例の餅まきにはこれまたたくさんのお客さんでにぎわい、会場は熱気一杯でした。      

山村振興連盟理事会

中央省庁の朝は、帰りが遅い分幾分ゆっくりしている感じがする。 特に国家予算を一手に引き受けている財務省ともなると、いつ帰るのかわからないとったことがあるのが通例のようである。 そんな状況の中で、中心になっているのが主計局であり、公共事業担当主計官はものすごい激務であるとのことは、経験された秋田2区選出の現職国会議員さんから聞いておった。 その激務の中、成瀬ダムの予算獲得のため議会の皆さんとともに、我々の地元選出国会議員のご紹介をいただき、主計官に直接要望をすることができた。 かなり厳しい財源の中で、内容を良く精査確認をして、真に必要な予算はしっかりとつけたいとのお話をしていただいた。 朝の10時きっちりに面会でき、今回の二日間に渡る要望会のすべてを終えることができた。 実に内容の濃い要望会であったと思っている。 その後、全国山村振興連盟の理事会に出席した。 東京は小雨交じりの天候で移動も雨となるとやっかいである。 理事会では、来月行われる総会に付議する案件の審議で、原案どうり承認し決定したところでした。 中谷元会長からは、政権交代によって本格的な予算要望編成であり、これまでの事業を良く精査し、内容のある農林業政策にすることが与党の中でも厳しく議論し合い、山間地域の農林業政策、農地の中間管理機構、TPP問題、直接払い制度、林業政策にも抜本的な川上から川下にしっかりと配慮した林業政策にする強い決意が述べられていた。 いかに実態にあった農林業政策にするか、人口減対策、地方の活性化対策など幅広い分野からの施策の展開が求められているところであり、大いに期待したい。 一方、山村振興法が議員提案の時限立法であることから、2年後の見直しに向けて具体的に検討会を開き、より効果のあり法案にすべく、法律の改正などに努力することなども協議しあったところでした。

ブナ林が異常

ここ数年松食い虫、ナラ枯れなどに悩まされてきたところに、2、3年前から今度はブナ林が夏なのに赤くなって、まるで紅葉みたいな状況に困惑している。 ことにもすでに先週あたりにわかったのですが、パークゴルフ場や合居川国有林が赤くなっているのが確認された。 昨年までは、天正の滝などに行く途中にその被害木が確認でき、その木の下に無数の虫の糞やら、葉っぱに黒い虫が確認された。これが原因であるようで、今年はその現場を確認してはいないが、たぶん同じであろうと思う。 ところが、週末須川高原の帰りに、夢仙人大橋を望んで見る西斜面が変である。 仁郷沢、栃ケ森方向が赤くなっている。 どうなっているのかは確認はできないが、今年はここまでこの虫が進出してきたようだ。 何とか治まってほしいと願うばかりである。 幸いなことに、このブナ林は翌年にはまた新しい芽吹きをしてくれるのでほっとしているが、何とかもう収束してほしいものです。

山村振興を話し合う

image image image image 指定山村の振興対策について、制度活用と制度の充実などを政府の担当と東北・北海道の指定山村の代表が意見交換しあう研修会が青森市で行われた。 毎年行われている会合で、今年は、各省庁の縦割り制度ではなく、総合的なパッケージとしての制度化が強く求められたことが大きな特徴であった。 これは、縦割りの各省庁個別対策行政からトータルな山村地域対策を求めるある意味では、かなり踏み込んだ意見が具体的な形として表れたものと考えている。 それはそれとして、各省庁の担当と当面する対策について、具体的な話し合う機会でもあり、それはそれとして意義があるものと考えている。 それにしても、各省庁とも沢山の制度があるものであると思った。 それを活用しないてはありません。 この前の理事会で提案したNHK第一ラジオ放送難視聴対策を再度申し入れたところ、中谷会長が急遽要望を指示し、一歩前進したように感じた。

農林水産省に要望

image 秋田県町村会の集中要望活動が3班に別れて行われた。ここ数年私は農林水産省の担当で4名の町村長さんと一緒に精力的に要望活動行ってきた。 山村振興の支部長の役割もありそうした担当となっているのでしょう。ところで、農林水産省は誠に要望事項も多く、何を重点化するか迷うところです。 今回は3項目にした。 農業・農村対策の推進、森林保全・流通対策の推進、水産業・漁村対策の推進についてを更に詳しく説明を加えて要望したところです。 皆川農林水産省事務次官に直接面接でき30分に渡って親しく要望でき、法人化と建設業の連携の重要性、中山間地域における農地の集約化と農地の整備促進、未来活用農地の保有対策など新たな対策に具体的に取り組みたいとのお話もあり、非常に打ち解けた話し合いとなった。我が村の取り組みも一定の理解と方向性が一致するものがあり心強く感じた。 このほか、数人の局長、次長、審議官など、秋田県東京事務所の班長さんの案内で、21人の官僚に説明し、大臣、副大臣、大臣政務官は選挙などで不在であったのて秘書にお願いをしてきた。 それにしても、広い役所でとても案内なくしては回れないし、迷ってしまう役所てある。 午前9時30分からお願いを初めて終わった時は12時30分であった。 た。万歩計は5000歩になんなんとしていた。 正直くたびれる! 帰りはグッタリとなってしまうし、そのうえ35℃を超える気温にがっくりする。 それでも、効率的に要望活動が出来、満足感一杯であった