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「仙人市場」開設

朝夕に愛犬を連れての散歩もすっかり春の服装になった。 もちろん履物も長靴ではなくなった。 目にする風景も、冬のそれとはまったく違い、日増しに春を感じられるようになってきた。 すっかり覆い尽くされていた水路も雪解けにより勢いを増した水か現れ、流れの音も激しくなってきている。 そんな道端からはふきのとうが現れ、先日はそのてんぷらをごちそうになった。 あの独特の苦みと香りを全く苦手にしないで、我が家の孫たちは次々と食べている。 やはり旬の食べ物はいいものです。 そんな時期に、いよいよ昨日からは村のポータルサイト「仙人市場」が開設された。 東成瀬村の観光サイトから入っていただくことができる。 まだ参加している団体や商品数は少ないのですが、これから次々と商品の紹介があるものと期待しているところです。 村の産物にこだわる特産品が次々に開発されており、特徴のある物産として伸びていってほしいと期待したい。

春の季節

電算化時代に入ってしばらくなるし、地方行政運営もこれなくしては全く進まなくなってきている。 同時にそのプログラムなどのソフトウェアは私なんかは全く分からないし、制度改正、法律改正があると大幅変更が必要で、その都度多額な財政負担が伴う。 しかも、その経費積算なんかは我々では全く理解できないのが現実であるように感じている。 そうした同じ悩みを共同化する事によって、経費削減を図ろうと秋田県町村会では一部事務組合を組織化した。 その組織規定や議会構成を決める臨時議会か開催され、議長には村の富田議長か選出された。 画期的な事業を進める組合でありその事業を審議議決する議会の運営に大変ご苦労をおかけしますがよろしくお願いをしたい。 この議会の後、新年度に入っての県庁の挨拶周りをした。 ちょうど知事さんも在庁中でお忙しい中であったでしょうがお会いして頂き、結構盛り沢山のお話しをうかがうことが出来た。 知事選の後にはお会いする機会もなかったので、お話しできて良かった。 何よりも元気そうで何よりでした。 その後、お二人の部長、次長、6人の課長、沢山の班長さん方にも挨拶をしてきた。 別に特別な用向きがなくともこれまでも、時間を作って出向くのが私の習性みたいであったのが、ある時など、挨拶周りのあと役場に帰ったら県庁から何か特別な用事があったのかとの問い合わせがあったそうで逆に面食らった次第でした。 そんなこともあるが、相変わらずちょこちょこと寄ることだけは続けようと思っているところです。 挨拶は大事だと思っていますから。 挨拶は、情報源でもあり人と人との大事なつながりをつけますからねー。 選挙の四方山話もあり、村の実情もさり気なく話しました。 市町村課長さんは総務省からの若い女性キャリア出向課長さんでした!とても話しやすい方で、これからもいろいろ教えてくださいと言われましたが、恐縮至極! ところで、4月に入ってから進められていた国道342号線の除雪も順調に進み、須川高原に向けて急ピッチであるとのこと。 県境まではあと残すところ約2キロメートルぐらいまで進んでおるようだ。 今冬の豪雪でかなり難儀するんではないかと思っていたが、予想よりも雪が柔らかく、昨年よりも速いピッチで除雪が進みそうである。 いよいよ春山のシーズン、残雪を目前にしつつ、遠く鳥海山の眺望、芽吹きのブナ林など柔らかな日差しも堪能できる季節がもうそこまで来ています。

前例にこだわらず

7日の秋田魁新報に内館牧子さんの「明日も花まるつ!」で「業界の信長」の弁のエッセーが載っていた。 読んで行くうちに業界の信長とは、クロネコヤマトの社長さんで、新たな事業として今では珍しくない「宅配便」を始められるに当たり、東北地方の認可を受けるために官庁からの認可が5年もかかったそうです。 その長くかかった要因は、前例のない「宅配」で判断できなかったことであるようだ。 翻って、内館さんが秋田に帰省をし帰りに、秋田市内で生鮮食品を買い、宅配で送ってもらったところ、運悪く交通マヒに会いクール宅急便でなくともよいであろうという店員さんの勧めで普通便で送って食品の一部が、ちょっと鮮度が落ちしかも予定よりも遅れてしまったようで、その対応の仕方が素晴らしかったことを書いておられた。 つまりその宅配便の配送センターから連絡が入り、遅れたお詫びと、すこし鮮度の落ちた内容があったことを伝えたら、早速別便で新鮮な食品が届いたそうです。 その親切さと対応の素晴らしさと良心に感激したことが述べられていた。 それを担当した女性係員の前例にとらわれず、独自の判断で動いたことであろうと思ったことが述べられていた。 いちいち上司の指示を待ったり、こういうときの前例の対応などを調べていてはとてもこんなに早く対応はできなかっただろうとも述べておられた。 これもまた前例踏襲にこだわることなくそれぞれの立場での職務に当たっている証拠であろうとも思った次第でした。 いい話です。 真面目な県民性の面目躍如といったところです。

激戦を制した

7日の日曜日、激戦を伝えられていた湯沢市と羽後町の首長選挙、結果はまさしく激戦! 再選された市長さんに当選のお祝いに翌日お邪魔したらもう出勤されていて、疲れも見せずはつらつとしておられた。当選したんだから当然かもしれませんが、多少の疲れはあるものと思うんですが、そんなそぶりは全くなく、元気いっぱい今後の市政運営について話してくださいました。 お忙しいでしょうに、1期目の市政運営についての考え方と実績をもとに2期目の課題対応について実に明快に方向性を教えていただきました。 いやー、1期目にして実に幅広くこんなに広い人的交流を深められたことに驚くばかりであった。 政治は、広い人的交流の中に、あらゆる施策を展開できるんだといううことを改めて感じた次第でした。 それと、ご謙遜でしょうが「運」が良いんですよ!とおっしゃっておられたが、いやいや「運」も呼び込む、あるいは引き込む能力と力、普段の努力がなければいけませんなーとつくづく感じた次第でした。 町長選挙を制したばかりの事務所では多くの支持者が後片付け中で、初当選の町長さんは、厳しかった選挙戦を振り返ってじっくりとお話を伺い、さらには今後の町政運営について丁寧に対応していきたいとおっしゃっておられた。 どこも同じでしょうが、賛成・反対はつきものですし、選挙結果が出たらその事実を真摯に受け止めて、冷静に丁寧に運営するように心がけなければならないことであるし、それが基本でもありましょう。 お人柄がにじみ出ているようなお話ぶりで今後のご指導をお願いしてきたところでした。 お二方については、広域圏事業や行政圏域が同じということもあり、しょっちゅうご一緒することになるので、特段のご協力をお願いしたところでした。 選挙翌日というのに、疲れも見せずはつらつとしておられることには驚くばかりでした。 誠におめでとうございます。

低気圧と出水

image image 昨年の爆弾低気圧を思い出すように今年も、二つの低気圧が日本海と太平洋を北上して被害を出している。 6日の未明からかなり風が強くなり朝になって早速見回ったが、大きな被害がなかったようだ。 交通安全運動の幟旗が数本乱れており直したぐらい、後はトタン板が少し飛ばされていた。 ただ、成瀬川と合居川の出水は雨と雪溶けによってかなりの量であった。 下流域では警戒警報も出ているようで、こうした異常出水の災害対策には矢張り、ダムなどの整備が求められる事になるのは自然な考え方である。 特に、成瀬川の出水はすごかった。 あの水勢、濁流は恐ろしいくらいであった。