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田植えが盛ん

少し遅れ気味かと思っている村の農作業も、今まさに田植えの真っ盛りである。 このところ天気は安定しており、気温の高い日が続き、風もない絶好の天気が続き、農作業も随分と進んでいるようだ。 つい先だってまでは、寒い日が続いたり雨があったりして、不順であってこの分だとかなり遅れるのではと心配していたが、かなり遅れを取り戻したように感じている。 周囲の山々もすっかり緑となり、こんもりとした優しさがわが村を包み込んでくれている。 一年のうちで、生きとし生きる万物のすべてが躍動する季節が来た。 この農作業が一段落すると、村を訪れる観光客も山菜取りと合わせて増加していくことになることを期待したいところです。  

山菜盛り

長野県の高山村でも食事に山菜をたくさんいただくことができた。 主催者側がそうした気遣いをしてくれたのでしょうが、あちらの方の味付けなどが微妙に違い、食文化の違いがあることを帰ってきて改めて感じた次第でした。 道の駅や物産店、お土産屋さんなどでもたくさんの山菜が売られていた。 その値段もどちらかというと少し高いように感じた。 こちらよりは出回っている山菜も早めで、朝食などに出された「根まがりたけ」はかなり細めでした。ワラビなんかも結構高い値段がつけられていました。 そんな思いで昨日の朝に直売所に出かけたら、なんとその出されている山菜の種類の多いこと多いこと、やっぱりわが村は山菜の宝庫なんだなーと感じたところでした。 朝の散歩の途中ではぜんまいを干している家もありましたし、ぜんまい栽培をしている近所の家では、朝早くに取ったぜんまいをゆでる煙が上がり、お手伝いさんの応援で乾燥作業をしているようでした。栽培のぜんまいも最盛期は過ぎようとしているようです。 我が家のワラビ畑は、まだまだ取れるようで、これからが本番かな? そんな思いをしながら、留守中に新聞に載っていたというなるせ加工研究会の「トマトバーガー」を買おうと思ったらなんと準備したバーガーが昨日の早い段階で売り切れてしまったとのこと!残念無念! 食べもしないでPRすることもできず来週まで待つしかないか。 散歩の途中には

高山村の取り組み

日本で最も美しい村の加盟団体の一つである長野県高山村の具体的取組の状況を視察した。 標高350メートルから1500メートルに及ぶ高低差の大きい地域を利用してのワインブドウづくりが最近における大きな産業としてクローズアップされていた。 また、高山村が善光寺平を構成する地域であり、北アルプスを眺望できる上信越国立公園が村内の全体の70%以上を占め、豊富な温泉群、樹齢500年を超えるエドヒガン桜、小林一茶ゆかりの地としての歴史的文化観光資源を有していることなどがこの村の特徴であった。 その一方で、環境保全型農業推進の村として生ごみや家畜たい肥、キノコの廃オガクズなどを活用した肥料生産を農業に活用する取り組みなど私たちが実践しているじぎょうとも相通じるものがあった。 そんな村の中にあって、高度経済成長期に村を一望できる地帯での砕石事業が公共事業として取り組まれ、その採掘後の保全事業が公共事業縮小と同時に進まないまま、緑化されずにむきだしになっており、来年に迫った美しい村連合の再審査にあたって大きな障害になりそうな状況には心の痛む思いであった。 確かに、善光寺平を望む高地の村の地域特性を生かした地域づくりをしてきた村の特徴である風光明媚な地域のその延長線上に北アルプスと、北信五岳など見事な景観と松川渓谷に点在する温泉群、春夏秋冬の自然美にあふれる村にとって、その砕石跡地対策は複雑な思いであまりに目につきやすい存在ではありました。 我々も、こうしたことについては十分な配慮をする必要があると強く感じたところでした。 ワインブドウは全国一の生産量を誇り、高山ワイナリーから生産されるワインはコンクールで連続一位の成果を収めており、歴史は浅いがこれからワインブドウの成熟期に入ってくることから、並々ならぬ自信がブドウ生産農場の場長さんの話しからうかがえた。 ドイツ、イタリア、フランスの気候を全て兼ね備えた善光寺平の気温差はワインブドウの最適地であると自信にあふれた説明に納得すると同時に、高山村出身ではないがすべてを投げ打ってこのブドウ生産に取り組んでいる並々ならぬ取り組みと、その意欲に圧倒されつつ、こうした人材こそが地域おこしの原点であることをあらためて感じたし、村もこれに対し積極的な支援をしておられるようであった。 地域事情は違っても、物事に取り組む積極姿勢の必要性をあらためて強く感じたところでした。  

日美連戦略会議

image image image image image image image 日本で最も美しい村連合の総会は無事終了し、続いて戦略会議会議では熱い議論が展開された。 この運動も具体的についてどう展開すべきか常に悩んでいるのですが、矢張り今回の討議でもそれは、現実であったし、悩みは同じであるようだ。 討議から次のようなことが紹介された。 高山中学校の日本一美しい学校を目指して校舎の清掃活動している状況が伝統的に行われていることに参加者から感動の声が上がった。 連合の将来展望として会員数をどこまで伸ばすのか?住民参加をどのようにするのか?小さな道の駅がうまく成功している例の紹介、10年後にも行ってみたい町村であって欲しい。 副会長の松尾さんからは、一つのことを成し遂げるには3つの壁がある。その壁を打破するには「夢を描け!」そして、「まずやってみる!」ことだ!そうすれば その壁を破ることができる。カルビー食品の創業家の社長、会長をなさり現在は相談役をやられているだけに力がある。 単なる美しい村連合ではだめだ!「最も」美しい村連合でなければ! 首長には夢がなさすぎる! 選挙で当選したら、誰もやれないようなことをやれ!と気合いをかけられてしまった。 また、美大の気仙沼出身の斎藤という学生が我が村のイメージキャラクターを考案し展示してくれていた。その訳を聞いたら、まるごと自然館で昔語りの鶴の恩返しの本を見て、とても新鮮で、その話ごとにキャラクターをいれて本にしたらよいのではとのことで作成した、とのこと。 話しが弾み、来年の国文祭を紹介し、いろいろ手伝って貰えないかと思った。 両親に連れられて、栗駒山荘にも来たことがあるとのこと。すごく近い所という感覚であった。 国文祭に参加してもよい意向団体の12団体には全て御礼と挨拶をする事ができた。 交流パーティーには長野県知事も出席し会場をていねいに回っておられた。 長い一日でした!

長野県高山村で総会

image image image image 日本で最も美しい村連合の総会が長野県高山村で開催されることになり出席した。 前日から行かないと間に合わない日程で、多くの会員は前日から入っている。 加盟団体は、全国49自治体、民間企業のサポーターおおよそ100団体である。 この連盟は、7名の発起人で発足し7年にして49団体となり、世界連盟にも加入した。 今日の総会と戦略会議では、福島県飯館村への支援、災害時の相互支援宣言などのあと、戦略会議では、高山村の取り組み、女子美術大学との連携の紹介、加入に当たって審査がありその後の活動についての再審査の意義止、村の将来展望が話し合われ、分科会では村づくりの取り組み、将来の姿などが討議されることになっている。 昨年は、この分科会で突然司会をいいつかり、面食らった記憶がある。 高山村は、おおよそ100平方キロ、人口7500人の村で、長野市から約20キロメートル、平成の合併でも隣接市からの合併呼び掛けもあったようですが、単独村を守り、着実な村政運営をされておる。 最近の道州制にも反対姿勢を貫いており、昨日の意見交換会でもそうした意見が、九州佐賀県の町長とも話し合うことができた。 連盟の審査委員さんがたや、杉さん、加藤さん、依田さん、塚越さん、山田さんなどとも意見交換し、来年度の国民文化祭での「方言大会」への協力依頼やらお礼もさせていただいた。 高山村の多くは上越国立公園国立公園に含まれ、標高が350メートルから1500メートルの地域で一日の気温差が大変大きい地域であるそうてす。 先日発表されたところでは、長野県が男女とも長寿日本一、その中でも、高山村が平均寿命が一位だそうです。すごいことですね! 粘り強い減塩運動の成果だとか。 誠に爽やかな朝を迎えました。 今日も暑くなりそうである。