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引きこもり対策を研修

行政改革の名のもとに自治体や福祉団体が参画していた各種団体の活動が、整理統合され、それにしたがって活動もかなり活性化どころか、後退したように感じている。 その一つに、湯沢雄勝地域の社会福祉協議会の連合組織も解散した。 しかし、その必要性、役割を考えたとき、お互いに社会福祉活動の連絡提携の必要性があるとして、独自の組織を作り細々ながら活動を展開している。 先日その郡市社会福祉協議会役職員研修会が開かれた。 研修会にはおよそ50人が参加し、秋田市から大屋みはるさんを迎えて、「ひきこもり対策」についての講演をお聞きした。 全く新しい分野の活動で多少戸惑いもあったが、現実には都市部を中心にこの問題はおおきな社会問題でもあり、とても参考になった。 講演の中で、若者が秋田から出ていく動機、とどまっている動機なども紹介され、全く新しいい視点での話を伺うことができた。 若者の中に結構、ひきこもりがあり、その相談活動に実際あたっておられる講師の話しであり、若者がなぜそうした状況に追い込まれているのかを考えるとき、大いに参考になった。 やはりこうした組織はしっかりと機能するように行政としても支援の必要があるように感じたどうでしょうか。

親思い

米寿を迎えられているような方は、何事にも興味を持ち、集まりにも参加するし、自らも健康を考えて体を動かす運動なども積極的であるように感じている。 更に、ひとり暮らしだと、情報も得るように広報なども丁寧に見てくれているようだ。 ところが、活字が小さいと、読みにくいし、読むこともままならないで困ってしまうという話は時々聞くことがある。 そうしたこともあって、広報「東成瀬」の活字を大きくできないだろうかと提案したところ、先月号から大きくしてくれたようである。 それでも、米寿を迎えられた方々はとても難儀しているようである。 どうしたものかと悩んでいたら、先日訪問した方は、何やらテレビの横にパソコンがある。ところがキーボードもないし、関連する機器もない。はてなんだろうと思って、「ばーちゃん、パソコンやるの」とお聞きしたところ、「これが、新聞や広報、雑誌など読むときのものだ」と言って、手元のスイッチを2回ほど押した。そうしたら一つ目のスイッチは、画面に入れるスイッチ、もう一つは四角いプラスチックに、小さな拡大鏡がセットされたカメラに入るスイッチであった。 その拡大鏡は、ピントが合うようにしっかりとセッテンぐグされており、活字が大きく画面で読めるようになっていた。 その四角いプラスチック製を手で操作をして、自由に活字を読めるようになっていた。 これで何でも読める!という。 これはすごい!と思ってさらに聞くと、「息子が作ってきてくれたのだ」という。 母親と遠く離れて暮らしていて、読みたいものもあるだろと思い、考えて特別に作ってくれたようです。 お仕事もそうした関連の機器関係の製造、保守管理を個人でやっておられるとのことで納得した。 それにしても、遠く離れて親を思い、その不便さを少しでも和らげようとするお気持ちに感動してしまった。 なかなかできるものではありませんよ。 「親思い」の鑑を見た感じを持ちつつ退出した。  

生活の知恵

先日、出生者と米寿を迎えられた方々に対してのお祝いに村内のご家庭におじゃました。 そんな折には、それぞれのご家庭の庭や植木だとか、冬囲いの工夫だとかをお聞きすることが良くある。 今回も、本格的な降雪季に備えての準備がすっかり整った中で、雪下ろしなどをした雪を溶かすための工夫が凝らされていた。 しかも、その池は臨時の池で、角材などで囲った中にブルーシートを張った臨時の雪消し池であるのです。 ちょっと見た感じでは、どうして沢から引いてきたホースの先の水が落ちるあたりに、ブロックを置いていたり、木材の角物を置いているのだろうかと思ったのですが聞いてみて納得した。 それが勢いよく周囲にまるで水が回転するように散水されていた。 つまりこの散水が雪を溶かしてくれる作用をしているわけです。 私も、小さな池に水を引いて雪を溶かすようにしているが、水の波紋が雪を溶かすことからすると、なるほどよく考えている物だなーと感心した次第でした。 こうした生活の知恵、沢水をふんだんに使え、雪消しなどに使えるなどといった工夫は、我々の地域だからこそできる特権みたいなもので、都会などではとても考えられないことでしょう。 こうした工夫は、村道でも、勾配の厳しい場所では道路に直接沢水などを流し、除雪をしなくとも良いような工夫を凝らしている。 課題もあるが現実の対策としてはいろいろ工夫さえすれば冬期対策の一助となることがあるものです。 もちろん、地下水を活用して、路面地下に配管をした融雪道路も有効に機能している村道もあるし、今後は沢水、湧水など水温の高い水を活用した融雪道路にも挑戦する試みも考えているところです。

厳しい冷え込み

image image 昨日の朝は厳しい冷え込みで、恐らく今年の最低気温ではなかったな? 散歩もつい遅くなってしまい、散歩の相棒もどうしたんだろうといった感じ。 散歩道の田んぼの残り水が、薄い氷を張っていた。 遠く焼石連峰は白く、垂れ込めた雲と空模様もそれは、正に冬景色である。 来週末はスキー場開き、スキー場だけに雪が降ってくれないかな! ちょっと調子が良すぎるか! でも正直なところそんな思いで毎年この時期を過ごしている。 ジュネス栗駒スキー場は、今年からここ数年休んでいた第4リフトの整備も終えて、再開することにした。実は、第4リフトを運行している斜面はスキーヤー、ボーダーからも凄く人気のある斜面で、何としても再開したかった。 皆さん是非全面滑走可能となったジュネス栗駒スキー場に是非、是非おいでください。 おまちしております。

イルミネーション点灯

image 年末には毎年楽しみにている商工会青年部によるイルミネーションが、今年も商工会前の広場、ふるさと館に点灯された。 今年も鮮やかな色とりどりにクリスマスを祝う形を表す電飾が、通りがかりの人達や、つとめ帰りの方々をいやしてくれます。 夕暮れも早く、家路を急ぐ人達もどこかホッとします。 青年部の皆さんにお礼申し上げあげたい。