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農政課題で意見交換

国の農政が目まぐるしく変革する中で、数年前から農林水産省東北農政局長との直接意見交換する機会が設けられている。 これまでは、局長と直接話し合うなどの機会はほとんどなかったのであるが、複雑な農政問題、しかも課題も多くその理解の仕方にもかなりのかい離していることや、その理解度によっては、制度の活用も期待したような効果もなかったのではないかとも思われていたと感じている。 従って、そうした機会設けられても、市町村側でもそんなに期待もしなかった節がある。 しかし、回を重ねていくうちに、制度の充実、個別のケースなどについても直接意見交換ができ、しかも、その意見も本省にしっかりと伝えられことから、意義のある場となっている。 昨日も、2時間を超える時間みっちりと、新たな日本型農業の直接支払制度や農地の集積対策としての農地中間管理機構について話し合いが行われた。 私も、5項目にわたって意見を述べさせていただいたが、課題としては依然として残るのが、現在農政そのものが、どうしても平場対策を重視した施策は否めないように感じている。 この点についても、再質問の形で確認したが、なかなかその溝はうずまらないのが現実である。 政策としては、どうしてもそうならざるを得ないかもしれませんが、山間地の農地の保全、耕作放棄地対策としても重要であることはこれからも施策に反映されるようにめげずに求めていかなければならないと考えている。 この問題に対しては、あらゆる制度、多くの制度の中から「個別」に相談に応じてもらえるように道筋をつけておくことも今後は必要になってくるものと考えている。 新たな制度は、その制度の意図するところ、目的などをまず理解することが制度活用に重要であることも大事であり、まずそれから説明していくことも必要である。 小難しいい制度をいきなり読み上げ、説明してもなかなか理解は得られない、まずは、その制度が何のために作られているのかから入っていくことによって理解も得られやすいように感じた。 真剣な意見交換の場であった。

雑草でも恋しくて

この時期になると緑が恋しくなるようだ。 我が家の居間にもいろいろな植物が雑多にある。 そんな中に、ハイビスカスのつぼみが出てきた、息子が那覇にいるので、孫の誕生の機会に家族旅行の際に買って来たものであっただろうか、そんなことを思い出しながら温かい居間でほこらんできたようだ。 その隣にある鉢に見たことのない青々とした草が育っていることに気付いた孫が、一生懸命に水やりをしていたらすごい勢いで育っている。 それを大事にしているものですから、何の花なんだと言ったら、妻が笑いながら雑草だよ! それでも孫は、相変わらず水やりを続けている。 雑草であっても、冬場の緑はいいものです、それを大事にしている孫の姿は微笑ましい。 緑が恋しいのはいいことである。  

雪崩現る

例年この時期になると通勤途中の山の中腹がなだれてくるのがよく見えてくる。 これもまた春を感じる一つでもある。 もちろん、なだれる場所は当然のように急峻であり、ほとんど雑木も育たないようでありながら、夏には雑草で一面の緑となる。そんな場所がなだれ発生が早いことになる。 今年は豪雪でもあり雪崩も遅いのかと思っているが実はそうではなく、ほぼ同じ時期には発生しているから、自然はしっかりと四季の移ろいを反映していることになるのでしょう。 そんな思いで出勤して、日程通り社会福祉協議会の財政対策委員会でばっちり2時間をかけて新年度の事業を協議しあった。 当然のごとく、今冬の豪雪対策での雪下ろしサービス事業のあり方についての対応策で、つっこんだ議論をした。 サービスを提供する方々のボランテア登録と人員不足、それに対応しきれないことに対する利用者の不満があることの一方で、利用者の方々の雪下ろしサービスをしていただくことに対して、やってもらって当たり前!と言った姿勢に対するボランテアの方々の苦情が寄せられるようになってきているようで、これは良く利用者に対して理解していただかなければならないと同時に、地域ごとでの協力体制に課題もあることが図らずも露呈した格好になってきていることが話題となった。 やはり、地域のことは地域の協力があってこそ、円滑にコミニテーが促進され、地域の「和」や互助精神が作り上げられていくことの重要性もしっかりと理解してもらいたいものであるとのことになった。 実際、そうした考え方で地域運営をしておられる地域があるのも事実であり、そうした体制作りもこれからはますます求められてくると感じている。 一方で、村独自の施策としての、雪下ろしスタッフをそろえ、一定の対応ができるようなシステムも検討しなければならないかもしれないし、そうした時期が遅かれ早かれ到来することにもなろうかと考えられるが、まずは地域のことは地域で協力し合う体制造りが求められるように感じている。 こうした事案のように、雪のあるうちに、しかもまだ苦労した感覚がまだしっかりとある内に議論しあって、次の冬にあるいは豪雪対策に対応するようにすべきであると感じている。 「鉄は熱いうちに鍛えよ」でありましょうか。  

三寒四温の季節

さすがの豪雪も一段落かこの頃の天候は心なしか日差しもやわらかに感じられるようになってきた。 どこかホッとする。 正しく「三寒四温」、日増しに温かさが感じられる日も多くなってきたようだ。 まだまだ本格的な春には程遠いことではあるが、玄関前の雪も降ってはみたものの夕方には消えるようになってきたし、厚い雪壁も押し詰まってきているし、何よりも地表面の氷もスコップで簡単に起こせるようになってきている。 少し日差しが強いと地熱がつくんでしょうか、簡単にはがすことができる。 面白いほどはがすことができる。 これで、いよいよ春が近いと感じることになる。 そんな時に、今年の冬の豪雪を教訓に何が必要か、どんなことをしておくべきか、その思いの強いうちにしっかりと対策を立てておきたいものである。 これは、家庭であっても、仕事の関係でも同じであり、できるだけ早く早めの対応を考えておきたい。 間もなく、3月の議会が始まる。 そうしたことに対する質問もあるようだ、当然のことながら検証作業に取り掛かる必要がある。 「備えあれば憂えなし」である。

おひな様

我が家では女の子には恵まれず、ひな祭りの行事はほとんどしたことがない。 ところが、二番目の息子に二人の女の子、さらに長男の二番目も女の子と3人の孫が女の子に恵まれ、それはそれは賑やかであるし、どことなく華やいだ雰囲気である。 3月のひな祭りにはほとんど縁がなかったが、自宅にも小さいながらおひな様を飾ってはいるが、3番目の男の子が興味津々で、飾って間もなく、お雛様に触りたくて触りたくてしようがない。 今のところは、何とか形を保っているがこの後どうなるのか。 保育園で習った歌を歌ってくれながら、おひな様を見ている姿はとても幸せな気分にさせてもらっている。 みんな元気で育ってくれていてありがたいことです。