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豪雪の影響

私の住んでいる地域にも庚申塔が数カ所ある。その多くは370年も前の建立であろうと思われる。 その当時は多くの疫病が蔓延したのでしょうか、集落の安全祈願と疫病の霊を祓おうと、こうした庚申塚、庚申塔を集落の住民が協力しあって建てたものでしょう。 こんなに大きな重たい岩石を運び、石工が刻んだ努力には驚きでもある。 その貴重な塔の傍らには、「見ざる、言わざる聞かざる」の三猿の像の彫刻がある。 この像が、このたびの豪雪で、無惨にも二つに割れてしまい、何とか補修できないものかとあれこれ一人で悩んでいたのですが、先日そこを散歩の途中立ち寄ったら、御幣があって、修理でもするのかその拝んだ形跡があり、内心ほっとしているところである。 その庚申塚には、定かではないが、我が家の祖先ではないかと思われる「屋号」の先祖の名前と推定されるなめが刻まれており、関心があった。 当時は、建立に当たっては、建立に関係する住民や寄付者などの氏名が刻まれるのが一般的であったことは予想されることであり、こうした名前を発見することはとてもうれしいものです。 関係者のひとりにご先祖様が関わっていたとすればやはり誇らしい思いがするものです。

地方の創生

「地方創生」は今や政権あるいは中央では喫緊の課題とされているし、我々にとっても最も関心のある行政施策である。 ところがこの言葉が具体的に言われ出したのはかなり前からであるように思える。 端的な例としては、竹下内閣の1億円創生基金として全国の市町村に一律1億円を交付し、自治体の自由裁量によって活用することが出切るというあっと驚くような施策を行った、その後、小泉内閣では「三位一体改革」として国から地方への税源移譲を実施しようとしたが、現実は全く違って地方自治体がの多くが疲弊し困窮する事態になった。 一方、第一次安倍内閣は「頑張る地方応援プログラム」をうたいあげたがなんであったかよく思い起こせない、それだけインパクトが小さかったのかな? このたびは、「まち・ひと・しごと」を基本に地方創生を計るという施策が展開されるようだし、担当閣僚も配置する意向であるようだが、懸念されるのが、お互いの各省庁の業務が錯綜し、業務の振り分け、事業の進行に支障を来さないかと心配するところである。 趣旨にそった、有効な施策が今度こそ力強く展開されることを期待したいし、我々も考えなければならないことになります。 それやこれやと思いつくものを揚げただけでも、結構な数の政策提案が行われてきたが、簡単には地方創生は進んでいないのが現状ではなかろうか。 村にとっては、そうした施策をできるだけ活用し、これまでも努力をしてきたことが今も何とか村を維持し今後も安定的に運営するように頑張らなければならないだろうと考えているところです。 つまりは、「地方創生」は長期的に考え粘り強くしっかりした政策の元に、地方自治体の運営の本旨である「住民福祉の向上」に勤めることであると考えているし、日々努力しなければならないことと考えている。 政策も、時によっては時代の流れ、周囲の状況などで変更しつつ、柔軟に対応しなければならないこともあることでしょう。 国の施策や県の施策も変化して参りますことから、しっかりと情報を集めて対応しなければならないことになります。 我が家の「サギソウ」も今朝一輪咲いていました。

人口減少の要因

人口減少対策が我々のところで何かと話題になっているし、その対策には苦慮しながらも真剣いとりくんでいる。 減少要因は簡単には確定できるものではないことは理解できるし、ましてや、「こうすれば解決できる」ということなどとてもできないと考えている。 ではどうするか? まずは考えられことを実行することではないだろうか。 先日、そうしたことの要因の大きなものとして、結婚しない若者、あるいは結婚しないままで過ごしている年齢層が多いことが大きな人口減少の一つであるということが述べられていた。 確かにそうであるが、それではその要因は何かというと、所得が少ない、雇用状況が悪い、などがある一方で、企業が都市に集中し地方の人口減少の要因となっているとする意見がある。 政治における、企業の地方展開は、まさしくインフラ整備とともに最重要課題であり、今求められている最重要政治課題でもあると思う。 雇用状況は解消しつつあるとは言え、気になるのは、外国人労働者の増大対策をこの雇用対策に当てようとする政策はどんなものでしょうか? とにかく、私たちは、出来ることから着実に実行することがあるのみである。

朝の風景

image image 今朝の仙人郷は爽やかそのもの、カラッと晴れ渡っているわけではないが、気持ちがよい。稲穂越しに望む空も秋の空そのもの。 無人販売の野菜の直売所も真っ赤な桃太郎とまとになすと色も鮮やかです。 議会提案議案の準備に向けて忙しくなる。 地域おこし協力隊員の面接もある。 政治の世界も何やら目が話せなくなってきた。 地方の活性化対策に予算の肉つけに霞が関も、永田町も躍起であるようだが、官庁の分取り組合戦で、地方がその対応にまたまた苦慮することにならないか? でも、地方にとっては来年の地方選までは間違いなく、風が吹く気配濃厚なように感じる。 ここは、乗る必要ありだ。

やはり過ごしやすい

image image 昨晩は最終便で帰り、12時頃に寝た。 やっぱり自宅で眠るとゆっくりする。 気候も格段の差があることは当然としても、やはり住み慣れた気候は、何物にも代えがたいものであることを改めて感じさせられたところでした。 留守中は、秋田も雨の影響がかなりあったようでした。 お陰さまで我が村はなにもにく、ホッとした。 台湾研修での歴史認識などと同時に、観光面での戦略を具体化出来たら良いと感じているし、いろんな場面でこの研修の成果を話していきたいと思っている。 昨日は手荷物受け取りの際も家族に連絡をとり、解団式でも皆さんホッとしているようでした。