刈り取り進む
農作業は天候によって大きく左右される。
特に、稲刈り作業はすべて機械化されており、雨さえ降らなければあっという間に黄金色の田圃がきれいに片付いてしまう。
昨日までのあの田圃がどこに行ったのだろうと思うくらいである。
これがいったん雨にやられると、機械が入ることができず、しばらくお休みである。
しかも、田がゆるんで機械が入るまでしばらく時間がかかるから、天気とのにらめっこ。
今年はそうした条件が比較的良いようで、どんどん進んでいるし、JAの倉庫にも次々と集荷されてきている。
今年の収量は、あまりの暑さでどうなるか心配しているが、標高の違いがあって地域差があるようなお話であるようである。
少し少ないとか、例年並みであるとか、いろいろであるようであるが、平均的にはまあまあの収量のようである。
村内であっても、山沿いの方の作柄が比較的よく、平場の方が暑さに負けたのか少し少なめかなといった感じのようである。それでも昨年よりも少し良いといった感じであるようである。
作業も、台風とのにらっめっこで、早まっており昨年よりも5日から7日ぐらい早いようである。
米が良ければ、農家ばかりでなく、村全体の雰囲気がどことなく明るく、気持ちも良い気がするし、そうあって欲しいと切に願っている。
米の前渡金も昨年よりはJAでもかなり奮発しての値段設定をしておられるようであり、そうしたことは農家にとっても力が入るところでもある。
農業作業の事故のないよう気をつけてがんばって欲しいものである。