先端産業を研修

image image image image image image image 台湾は日本と同様、資源に乏しい技術立国、貿易の国である。 それだけに、国をあげて先端産業の育成、誘致、技術者の育成、研究、教育に集中的に取り組んでいることは、既に知っていた。 こうした状況を実際に今回視察研修ができた。 ほんの一部分であろうが、説明を受け、写真もとることができた。 新竹サイエンスパーク(科学生活館)がそれで、約30年前に面積630ヘクタールを国が整備し、企業が立地、一大先端産業地域になった。 これ以前から精華大や交通大学があり、これらから優秀な学生、研究者が勤め、全体の地域には約15万人が住み、土地の貸付やモデル工場を建て、企業に優先権を与える。小中高校を配置、病院を立地、好影響、ゴルフ場を配置、浄水場の整備、発電所の整備、水道の整備、など徹底的な集中整備し、更に、法人税を17%限度、輸入、事業税などの優遇制度導入、更には、企業に補助、奨励金の交付などそれはそれは徹底的な内容であった。 加えて、行政施策として、ワンストップサービスにより国が関わっていた。 こうした中途半端な施策ではなく、 徹底的な施策が現在ある姿であるようだ。 悩みは、給与が10年前とほとんど変わらず、決して優遇はされていないといったことに起因するのか、ヘッドハンティングが激しく、技術者がごっそり100人近くも引き抜かれるといったこともあったとか。 悩みはあるようですし、先端産業は日進月歩に世界であり、厳しい現状でもあるように感じた。 新しい商品開発も見せてもらい、凄いものだなーと感じ入ったしだいでした。