ホタルの研究会顕彰

  昨日、秋田県雄勝地域振興局長から村の「東成瀬村ホタルの会」(会長・佐々木克郎)がその活動内容が地域の元気づくりに貢献しているとして顕彰された。 村では数団体がすでに平成19年度から顕彰されており、この団体も地味ながらも環境保全や自然保護、昆虫生物の生態をまじかに見ながら知る機会を提供し学習の一環にもしつつ定期的な学習機会を与えてくださっていることはありがたいことである。 保護活動と子供たちに自然の大切さを教えてもらえる素晴らしいい活動であると思っている。 最近は、ホタルの生息する環境はその餌となる「カワニナ」の生息環境が、水路改修などで側溝が3面コンクリートtぽなり生息にはふさわしくなく、意見を申し入れて改善をしてはもらっているが、なかなか良い生息環境にはなりえないようである。 一方、ホタルの幼虫も餌であるカワニナとの関係と同じく、なかなか安定的に生息するには難しい環境となっており、これまでも水路改修にあたっては、そうしたきめ細かな対応をするように求めてきたのであるが、何せ人為的な構造物ではかなわない無念さがある。 水路の改修も必要であるが、ホタルなど水生昆虫の生息できる環境はどうあるべきか、難しいい問題であるが、思い切って、そうした自然環境整備と農業用水路を同時並行的に整備する、思い切った対応も必要かもしれませんなー。 そうした、自然環境と農業問題を同時に考えさせられた顕彰受賞であった。