出張を中止
全国市町村長サミットが14日から2日間奈良県であると言うことで、初めてでしたが参加申し込みをしていた。
ところがこの豪雪で、急遽豪雪対策本部を立ち上げたこともあり、この出張を取りやめ豪雪対策に当たることにした。
豪雪対策の会議は午後からに予定し、14日午前中は村内を巡回したが、高所作業車での雪庇落としの作業中のご家庭もあった。
こうした豪雪になると、人力ではどうしようもない作業が求められますし、重機や特殊な機材も必要になってくる。
写真にあるような高所作業車なんかはこれからどんどん必要になってくることでしょう。
しかし、この高所作業車なんかは別としても、一般的なブルドーザー、ユンボ、などであってもそれを所有している建設業者さんなんかはそんなにおらず、多くは、リース業者さんからの賃貸が多いようです。
つまりは、かってはそうした機材をたくさん所有して常に緊急時にも対応できるようになっていたのであるが、公共投資不要論みたいな風潮が出てから、一気にそうした機材を持つ建設業者さんが無くなり、リース対応となったようである。
そのしわ寄せが、こうした豪雪、災害などに素早く対応できなくなると言う困った現象につながり、各自治体もかなり苦慮しているのが現状である。
我が村であっても、そうしたことがあり、対策本部としてもその機材確保のあり方を具体的に検討しておかないと緊急時には本当に困ったことになる事態になりかねないと危機感さえ感じている。
ローダーやロータリー除雪車など雪対策用には一定の機材は確保されているものの、それでさえ緊急時には不足することになりかねない。
まして、一般土木工事などに活用されるブルドーザー、ユンボなども今回のような豪雪時にはなんとしても必要な機材であるが、自社保有がなかなか思うような状況でないことに苦慮している。
こうしたことにも綿密な打ち合わせの元に対応したいと考えているところである。