山村・過疎地の期待

日曜日、村の進むべき方向を政権与党に求めての要望する機会があった。 政権与党の幹事長は絶大な権限がある時期があったし、現在もそれは間違いなくあるものと感じている。 従って小さいながら地方自治を預かるものとしては、そうした機会は大事にしなければならないと思っている。 昨日の要望会では、中長期的に村の発展のためには、何としても物心両面からして「交通アクセスの整備充実の重要性」があると考えていた。 この際多くの課題がある中で、思い切って「国道397号線の通年通行化の実現」に向けて積極的に要望活動をしていくべきではないかと考えでこの一点に絞り要望した。 今後この方向をしっかりと重点的にとらえて要望する機会としたいと思っている。 歴史的にも重要路線であったこの路線を、これまでも整備充実に求めてきたが今後しっかりと改めてその活動を展開したいと思っている。 県際交流、観光、経済活動など多くの発展要素のあるこの路線整備に集中していきたいと考えている。 その要望会の後、村で初めての集落営農農業法人「滝ノ沢フアーム」の収穫祭に出席した。 結成3年を終えたこの法人も、しっかりと組合員の協力で運営され、村の農業法人としての先達役を果たしつつあり、村内でも新たに二つの集落で設立され、林業法人も立ち上がるなどとともに、あらたに若い世代の法人も立ち上がった。 とき新たに、政府においても農業の抜本的な農業政策の転換期ととらえ、これまでの政策をしっかりと見直そうとする重要な時期に来ているとの観点から、予断なく反省と検証の上で、しっかりと新たな政策を提言しようとしていると理解している。 それは、これまでの農業政策の在り方を検証しつつ、文字どうり新たな農業政策、農家対策、を示そうとする新たな生みの苦しみに対応しようとしているものと理解している。 そんな時期に積極的な農業対策に取り組んでいる滝ノ沢フアームの活動は評価しても良いと考えている。 ある意味では誠に時代にマッチングしたものであるとも感じている。 もちろん課題もあると理解しているし、その課題解決にあたっては農業行政の基本としても支援協力しなければならないと考えている。 この法人の構成メンバーもしっかりとその趣旨を理解し参加していることが見えるし、これからもがんばってほしいと強く願いつつ、期待したい。 そんな思いがあって、疲れも出てきたがどこか充実感がある一日であった。