子育ての記憶力

もう少しで9か月になる孫がいる、その孫とこのところ休みの日ごとに留守することがどうしたわけか多い。 その成長ぶりは孫バカと言われるかもしれませんが実際驚くばかりである。 極端な話し、朝食の時にテーブルに立ち上がろうと懸命になっていることを話しになったのが、夕ご飯の時はもう立ち上がった、とか何とか言って話題となり、誰それの時はこうだったとかあーだったとかと話題が広がっていく。 そうなると私は全くのつんぼ桟敷、よくもまあー覚えているものです。その記憶力には恐れ入りましたとなる。世の女性はみんなそうなんでしょうが、私からするとそんな記憶はほとんどないのである。たまに、「まてよこんなこともあったなー」と言うとそれは違う、それは誰それであって違うとなり、反論も何もない。 それが、このところどうしたはずみか、休みごとに一番小さな孫とおる機会が多くなり、自然とそうした観察する機会も増えてきていることから、一応話題には入っていける。 従って、その成長は目覚ましく、こんなに早いものであるとは思っていなかった。 自分の子供の子育てにはあまり関わっていなかったことにもなるが、孫にはほとんどそうした思いや記憶があまりないのが実のところである。 それが、今更ながら孫の成長の速さに驚いている自分が逆に年を取っているのかと思うと、待てよ、孫には負けておられないぞという訳ではないが、体力の維持だけは孫に負けないように頑張らなければとつい思ってしまう。 そんな思いと同時に、子育ての記憶力の確かさは、自分の母親と同じように妻にはどうしてもかなわないし、その記憶力は母性本能なのでしょうかね-。