田沢湖町を活動拠点としてから早や60年を迎えた劇団わらび座の「幕末ガール」が今年の公演の初日を迎えた。
肌寒い一日であったがたくさんのお客さんで初日は満席という大盛況であった。
冬季は四国松山の「坊ちゃん劇場」で公演をしていたそうで、約8万人の入場があったようです。
時代は江戸から明治にかけての動乱期、オランダ人のシーボルトを父に、母親タキを母に持つ混血のイネへの偏見に満ちた西洋人に対する思想、「自分は皆と同じではない」と悟り「誰の世話にもならず生きてやる」としてイネの目指したものは前代未聞の女性医師であった。
劇中には、四国宇和島なども出てくるしその関係もあってか、坊ちゃん劇場の長期公演にもなっているようであるし、私も、昨年四国に行く機会もあり、懐かしく劇に入り込んだ。
とにかく元気いっぱいの公演で、隣の席の福島から来ていた方もいつもいつも元気がもらえるといっておられた。
公演期間は6月9日までの期間であるとのことです。
観劇をお勧めします。