内容豊かに劇団公演
(こどもたちのミニコンサート)
(能恵姫ものがたりの熱演、中央や奥の行灯は成瀬和紙の作品)
(雨月ものがたり)
昨日の日曜日、村の文化施設「ゆるるん」で本格的な劇団公演があった。
昨日は、一般国道108号線の花渕山バイパスの開通式があり、これに出かけ公演に間に合わないかと多少心配したが、ギリギリセーフで、杉山彰とわらしっこ合唱団の元気一杯な始めてのオリジナル曲を含めての披露があった。
続いて、初めての村に伝わる赤滝の能恵姫にまつわる「能恵姫ものがたり」を東京芸術座所属の佐藤アズサさんによる脚本・演出の公演の前に、ミニミニ講座によって分かりやすく説明してもらって、劇の公演に入った。
話しには聞いていたであろうこの伝説が、こうした形で皆さんに紹介、理解されたことはとても意義のあることであったと感じた。こどもたちの演技もいつの間にこんなに練習したのだろうかと思われるほどに実に堂に入ったもので、表現力も教えかたによってこうも変わるものかと驚きすら感じた。
もしかして、素晴らしい役者が誕生するのではないだろうかとすら感じた。
このあと、佐藤アズサさんの「雨月ものがたり」をミニ講座で岡光さんが説明して、三幕が演じられた。
舞台は、「成瀬和紙の里」が製作した行灯や照明がふんだんに活用され効果をあげていました。
今回の劇団公演の主催はこの「成瀬和紙の里」(代表者・高橋勇一)でした。
今後の活動に期待したい。
先日は、これとは別に、「嫁ききん」が有志によって公演されたようで、次第にこうした活動が活発になっていくことは奨励されるべきであると思った。
お客さんも村外からも大変多く、観客席は満員の盛況でした。