「読み聞かせ」を聞いて

土曜日に児童館で読み聞かせグループ「つくしんぼ」の活動があるということで出かけてみた。 この日は、秋田市からお招きした方の指人形劇、積木劇、など3つも紹介され、児童館に来ていた子供たちや読みきかせグループの会員たちも熱心に聞き入っていた。 「読み聞かせ」が幼児、児童の成長期には、豊かな感性を育てるためにも、とても大事な要素であるといわれているようであり、我が家でも孫たちに、妻が盛んと読み聞かせをしていた。 その読み聞かせを続けていると、孫たちも眠る前だったり、日中でもごく自然に絵本などを手に取り、見るようになっていたし、小学校にこの春入学した孫などは、どんどん本を読むようになっている。 下の孫は2歳になったばかりであるが、今も字も読めないのに、盛んと片言の言葉を声に出して話したり私にまで教えてくれる。 これは、間違いなく「読み聞かせ」の影響であろうと思っている。 私たち夫婦が3人の子供を育てる頃は、全くと言っていいほど「読み聞かせ」などはしなかったように思っている、そんな余裕もなかったし、逆にうるさがっていたように思う。 今思うと子供たちに申し訳ないような気がしている。その分孫たちにせいぜい「読み聞かせ」をしてやろうと思いたいが、私はほとんど無理で、妻にお願いするしかない。 そのグループに妻が入らせていただき、あちこち活動させていただいているようで、ありがたいと思っている。 そのグループのメンバーは多様であり、読む絵本なども実に幅が広く奥が深いように思った。 実際書店で絵本などそのコーナーを見ると、とんでもないくらい多いのに驚かせられる。 しかも、本の内容も深い意味があることに気づかせられる。 「専門書」であるのです。 そうした内容をいかにして子供たちの感情に伝えるか。これはまさしく「技術」であり「一体感」であろうと感じた。 本を読んでもらい、感情豊かに物語の主人公と一体となって喜ぶ子供たちの表情は、まさしく「珠玉」であるように見えた。 すくすく育て「成瀬っこ!」あなたたちには強力な助っ人がいるのですよ!