記者の目から

新聞を丁寧に読んでいるといろんなことに気づかされることがある。 先日も、定例県議会の本会議や委員会を取材していての感想みたいな記事が目についた。 当局と議員の議論に物足りなさを感じることがある。特に、県議の発言では、担当課に問い合わせればすぐに答えが返ってくるような基本的な事柄を尋ねたり、追求が不発に終わったりすることも。当局からやんわりとかわされ議論が終わる場面もあり、もったいないと、思う。 続けて昨春の県議選で当選した45人の議員中6人が女性県議であり、県議会の長い歴史の中では過去最多であること、その女性県議が県政の政策立案に女性の視点を生かそうと、超党派の「女性県議の会」を結成したそうです。 その女性県議の「女性らしさ」ではなく「女性ならではの視点」での政策提言に期待するといった内容であった。 この記者は女性記者であったが、前段と後段の論評には鋭い指摘であるとも感じた。