今年のトマト部会
(トマト部会総会の模様)
(堅雪の上を散歩)
高品質の夏秋トマトを生産しているJAこまちトマト部会東成瀬支部第17回通常総会が開かれた。
生産者が高齢化して昨年よりも3名が減少して、このあとの部会維持、村のトマト生産が危惧されていると、小田原部会長から率直な挨拶があった。
実際、地域の特殊性から高い品質のトマトが生産され、最盛期は30以上の生産農家によって生産された生産額は1億円を越えることもあった。
昨年は3200万円と最盛期の3分の1 まで落ち込んでしまった。
しかし、その需要は多く、トマトピューレや二次加工品も研究されており、生産量の絶対量が不足気味で苦慮している。
村としてもその対策に懸命に努力しているがこの生産者の減少には決定的な対策がなかなか見当たらず、困惑しきっているところである。
いずれ、新規参入を含めてあらゆる手立てを模索しつつ、生産技術の継承、生出荷から二次加工品への重点化など、農家経営の安定化などを具体的に考えていかなければならないのではなかろうか。
市場価格も弱小農家にとっては厳しい現実があり、そうした対策も今後の課題であると考えられる。
昨日は農家の方々との懇談の場でじっくり話し込んだところでした。
此れまでの対策を更に深めていくことも当面一つのたいさくとはなるものと考えている。