政治は川の流れ

image (総務事務次官の説明) image (赤間総務大臣政務官) image (石破茂大臣) image (田崎史郎政治評論家) 年一回の町村会正副会長会議が開催された。 会議の前に総務事務次官が来賓挨拶で地方創生と地方財政対策などを中心に詳しく説明してくれた。特に地方交付税法が改正され、41年ぶりに法人税率を下げて、所得税の参入率が引き上げられたことが大きい成果であるとのこと、全くその通りで凄い成果であると思っている。 次には、厚生労働省の保険局長と審議官が国保事業の運営主体を都道府県に移管すべく法律改正を考えており、多くの課題はあるものの是非実現したいとのことで、その説明があった。 また、赤間総務大臣政務官のご挨拶もあった。政務官には昨年議会との合同要望で親しく要望させて頂いた方であり、丁寧に対応してもらいとても嬉しかった思いがありました。 さらに、来賓挨拶としては、わざわざ石破茂地方創生担当大臣が来てくださり、まち・ひと・しごと創生「長期ビジョン」と「総合戦略」の全体像と題して、産・官・学・金・労・言の参加によって、地方自らが、民間に計画を丸投げするのではなく、自ら戦略を立てること、そうした計画にたいしては国が十分な支援をするとの内容であった。大臣自らがこうした説明をするのは珍しいことであり、それだけに今回の政策は並々ならぬ意気込みが伝わってきた。 次には講演があった。 講演は政治評論家の田崎史郎氏で、政局展望をお聞きした。 時事通信社解説委員でもあり、定期的に時事解説の記事は読んでおり、豊富な取材、人脈網からの政治評論で、裏話など非常に興味のある内容であった。 政治の世界では、紙での書いた約束ごとはほとんどなく、大抵は付き合い、話し合いのなかでの約束ごとがほとんどであること。 安部政権では財務省の力が大きく低下しているそうで、見とおしを読み違えているとのことであった。 また、安部政権は2018年9月まで続けていくであろうとのことであり、株価維持政権、更には、小泉政権と同じように、規制改革を続ける、その最たるものがJA、全中の改革に本格的に取り組むであろう。 また、地方創生では、自治体の格差が出てくるのではないかとの懸念にも、それはやる気のある自治体とそうでない自治体に差が出たり、格差が出ても仕方がないとの姿勢であるとのことであった。 この事業推進にあたっては、地方創生担当に人材を集めており、これからもますますその傾向が強くなっていくであろうとのこと。 最後に、「政治は川の流れ」であり「変わるのは政治の流れ」である。 政治は常に動くということでしょうか。 政治評論家の話しは面白いには面白いが、今年の暮れにはどうなっているだろうか?いや、夏にはどうなっているだろうか?確かにわかりませんよね!そんな感覚で聞くことも大事かもしれませんよなー!