カテゴリー別アーカイブ: 政策

人口減少の要因

人口減少対策が我々のところで何かと話題になっているし、その対策には苦慮しながらも真剣いとりくんでいる。 減少要因は簡単には確定できるものではないことは理解できるし、ましてや、「こうすれば解決できる」ということなどとてもできないと考えている。 ではどうするか? まずは考えられことを実行することではないだろうか。 先日、そうしたことの要因の大きなものとして、結婚しない若者、あるいは結婚しないままで過ごしている年齢層が多いことが大きな人口減少の一つであるということが述べられていた。 確かにそうであるが、それではその要因は何かというと、所得が少ない、雇用状況が悪い、などがある一方で、企業が都市に集中し地方の人口減少の要因となっているとする意見がある。 政治における、企業の地方展開は、まさしくインフラ整備とともに最重要課題であり、今求められている最重要政治課題でもあると思う。 雇用状況は解消しつつあるとは言え、気になるのは、外国人労働者の増大対策をこの雇用対策に当てようとする政策はどんなものでしょうか? とにかく、私たちは、出来ることから着実に実行することがあるのみである。

先端産業を研修

image image image image image image image 台湾は日本と同様、資源に乏しい技術立国、貿易の国である。 それだけに、国をあげて先端産業の育成、誘致、技術者の育成、研究、教育に集中的に取り組んでいることは、既に知っていた。 こうした状況を実際に今回視察研修ができた。 ほんの一部分であろうが、説明を受け、写真もとることができた。 新竹サイエンスパーク(科学生活館)がそれで、約30年前に面積630ヘクタールを国が整備し、企業が立地、一大先端産業地域になった。 これ以前から精華大や交通大学があり、これらから優秀な学生、研究者が勤め、全体の地域には約15万人が住み、土地の貸付やモデル工場を建て、企業に優先権を与える。小中高校を配置、病院を立地、好影響、ゴルフ場を配置、浄水場の整備、発電所の整備、水道の整備、など徹底的な集中整備し、更に、法人税を17%限度、輸入、事業税などの優遇制度導入、更には、企業に補助、奨励金の交付などそれはそれは徹底的な内容であった。 加えて、行政施策として、ワンストップサービスにより国が関わっていた。 こうした中途半端な施策ではなく、 徹底的な施策が現在ある姿であるようだ。 悩みは、給与が10年前とほとんど変わらず、決して優遇はされていないといったことに起因するのか、ヘッドハンティングが激しく、技術者がごっそり100人近くも引き抜かれるといったこともあったとか。 悩みはあるようですし、先端産業は日進月歩に世界であり、厳しい現状でもあるように感じた。 新しい商品開発も見せてもらい、凄いものだなーと感じ入ったしだいでした。

ハードな一日

image image image image image image image image 研修の始まる前に、日本で言えば靖国神社に相当する「忠烈祠」を見学、丁度その施設の管理をする軍の衛士の交代式のある時間帯に行き合わせ見学、きびきびした交代式は日本ではみることのないことで、きびきびした儀式は沢山の観光客のカメラの的であった。 ついで、蒋介石総統の記念館「中世記念堂」を視察、台湾の歴史を知る機会であり、日本とのか関わり、中国本土の歴史、更には台湾の日本に対する親日関係、また、明らかにされてないことなどを知る研修になった。 このあと、日本との貿易はに関する現状を研修するために、「微風広場百貨店」でブリーズマーケットで研修、ここでは、日本人の営業部責任者である西川氏から説明と、貴重なアドバイスを頂いた。 わずか一週間位の展示イベント、売り込みをしてもものにならないこと。 ヨダレが出るくらいまで消費者に徹底させなければ、売り込みは成功しない、とのご意見であった。 また、貿易商品は港での決済で終わることを、しっかりと認識しておくべきであること。 このことは、別の機会にも聞いたことがあり納得した。 ここでは、あきたこまちも売られていたし、日本の米も沢山でまわっていた。 しかし、日本人は買わないそうだ、何故か?高いから。 桃一個が2700円もする! トマトも欲しいがなかなか入らない。野菜炒め、果物、キノコなど、かなりの時間説明を受けた。 秋田県からも売り込みには来るが、他県からすると本気度(?)がどうかな?と言葉すくなであった。 とにかく、凄い商戦のなかで勝ち抜くための第一線の活動は自信にみちあふれていた。 このあと、台湾日本人会、台北市日本工商会の局長の山本氏から全体的な台湾の日本に対する考え方をお聞きし、このあとの観光誘客に対する基本的な考え方、現状と方向などについては意見交換した。 かなり密度の濃い研修となった。 夕方になったが、世界四大博物館である、故宮博物院を研学、凄い人であった。 夜にも、台北の夜市にも拘らず足を伸ばしたが、そのエネルギーにはただただ驚くばかりであった。

「マイマイガ」対策

image 突然発生した「マイマイガ」、異常な状況に発生当初はその蛾の名称さえも分からなかったし、どのような対策をとることが必要なのかも、どんな対策が有効なのかも皆目見当がつかなかった。 そうこうしているうちに、新聞報道によって「マイマイガ」であることを知り、対策はすでに産みつけられた卵を駆除するしかなく、焼くか地中に一定の深さで埋めてしまうしかないようだとのこと。 しかし、これを実行するとなるととてつもない作業となるし、とてもとても絶滅するなど気の遠くなるようなことのような気がする。しかし手をこまねいているわけにもいかない。 その対策の一つとして、電柱や案内看板など当面環境面から景観に及ぼす影響を少しでも緩和する対策をとる方向で相談した。 この後、何らかの対策をとる必要があったり、有効な方法があったら取り組んでいきたい。

夏の花芙蓉

image image image 田んぼの出穂がそろい、我が家の夏の花「芙蓉」も咲き出した。 いよいよお盆。 村の中でも地域ごとの夏祭りが行われてくる。 地域によっては、花火も打ち上げられる。 小規模であっても、地域の方々の寄付金や協力によって打ち上げられると、自分も協力している花火が上がるとあって皆が集まり盛り上げている。 これこそが地域の連帯感を醸成する格好の企画である。 よその市や町では伝統的な花火大会があり大賑わいであり、それはそれとして凄いことであり楽しめる。 村ではそうした地域ごとの連帯感によって地域コミュニティ活動が活発化するように支援しており、そうした制度も有効に活用しているようだ。 おおいに活用してほしい。