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直売所に日参
朝の出かける先は普通の散歩コースにある直売所がある。
子の直売所の目当ては、野菜、特にトマトの「桃太郎」と「麗華」のほかキューリ、インゲン、キャベツ、なす、枝豆の「香り五葉」などであるが、時間が遅くなるとわずかな時間帯で売り切れてしまっている。
おいしい野菜は、どこの直売所もそのような状況で、量的にもたくさん出しているわけではなく、お客さんも、もしかして固定しているのかもしれない。
一定の時間になると出している野菜のすべてが完全に売り切れてしまっていることがそれを物語っているように思える。
ここいら辺りの直売所の野菜は、EMぼかしなどをふんだんに使っていることでもよく知られているし、それぞれの農家の顔も十分に知っていての信頼関係があるのかもしれません。
安全で安心してしかも、農家の顔が見えての野菜には消費者との完全な一体感さえ感じられるようにも思える。
無人販売所、直売所とはお互いの信頼関係がしっかりと築かれているのである。
孫たちも、売る人がおらなくともお金を入れる、払うという経験にも役立っている。
豊富な農産物
無人販売所や村内に二つある物産販売所に、特産の真っ赤に熟れたトマトや小玉スイカ、枝豆、きゅうり、なす、キャベツ、ジャガイモ、じゃんぼいんげん(これが柔らかくて煮つけなどには最高!)、新たに取り組んだ水耕栽培のサンチュなど、実に豊富な朝どり野菜が並ぶようになった。
何といっても、冷涼な気候と、豊富な水など農産物には適した我が村の良さが野菜にもしっかりとその味や新鮮さと安心感で消費者に喜ばれ完売状態が続いている。
これに、山菜も出てきているし、作付が増えているリンドウも直売所などに彩りを添えている。
安くて、おいしく安全な野菜などを知ったお客さんがたは年々増えてきている。
農家の方々も楽しそうに出品してくれている。
多少の形崩れはどうであれ、その良さを十分に理解してくれているからお客さんは増えているのでしょうし、農家の方々も作る励みになっているようである。
いい形であると思っている。
梅と桜と桃も咲く
孫たちの誕生などを記念して植樹した、梅、桜、桃に花が一緒に咲いた。
息子夫婦の結婚記念の桜も咲いている。
それぞれ花の咲く時期は違うのであろうが、私たちのところではほとんど同じである。
特に今年は、ほぼ全く同じころに咲きそろったようである。
狭い場所に植樹するしかないので、折角の畑も次第に狭められ野菜もわずかな場所に限られてしまう。
そんな畑を掘り起こした。
ここ数年全く化学肥料や除草剤などを使わずにわずかな野菜つくりを楽しんでいる。
今年も、生ごみを使ったEMペレット肥料を使っての栽培にこだわっている。
防虫対策としては野菜の間に忌避用の花を植えておいている。
これが結構有効であり、多少虫がついてもあまり気にせずに食べることができる。
生ごみたい肥は村の中では結構重宝がられており、使っている家庭も多い。
最近はいろんなところで売られており、これからも次第に注目されるのではないかと思っている。
JAや直場所のほか十文字の道の駅でも売ってくれているようですし、その肥料の分析結果では結構良質の肥料であることが分かっている。
私のような家庭菜園愛好者にとっては手軽な肥料であり、化学肥料をあまり使いたくない方にとってはお勧めの肥料であると思っている。
そんな場所に、植樹しているものですから、植樹した木も成長が早いような気がする。
それがよいのかどうなのかは別にしての話しですが。
村の直売所などで売られている野菜は結構この肥料を使っているし、出荷されるトマトなどの野菜にも使われている。
ここいら辺りがわが村の農産物の特徴でもあり「うり」の一つではないだろうかと考えているし、今後はこうしたことも強調していく必要があるように感じている。
「仙人市場」開設
朝夕に愛犬を連れての散歩もすっかり春の服装になった。
もちろん履物も長靴ではなくなった。
目にする風景も、冬のそれとはまったく違い、日増しに春を感じられるようになってきた。
すっかり覆い尽くされていた水路も雪解けにより勢いを増した水か現れ、流れの音も激しくなってきている。
そんな道端からはふきのとうが現れ、先日はそのてんぷらをごちそうになった。
あの独特の苦みと香りを全く苦手にしないで、我が家の孫たちは次々と食べている。
やはり旬の食べ物はいいものです。
そんな時期に、いよいよ昨日からは村のポータルサイト「仙人市場」が開設された。
東成瀬村の観光サイトから入っていただくことができる。
まだ参加している団体や商品数は少ないのですが、これから次々と商品の紹介があるものと期待しているところです。
村の産物にこだわる特産品が次々に開発されており、特徴のある物産として伸びていってほしいと期待したい。