村の中で社員が50名近い企業は少ない。 そんな中にあって、建設業として浮沈の激しいこの時代にあって、弱冠25歳でこの世界に飛び込み45周年を迎えたS建設工業の事務所新設を記念しての祝賀会が開催された。 国会議員、県会議員など同業他社も出席しての200名を越える盛大な御祝いでした。 ここ数年は、村のなかでは大規模な公共工事が予想されておることから、関係する方々は大きな期待を寄せているようです。 しかし、この事業が一段落したあとをどう企業活動に結びつけるかが大きな課題であり、今からその対策に当たって準備することが肝要であろうと感じているところです。
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反一極集中が経済回復
(講師の東京大学大学院総合文化研究科・松原隆一郎教授)
今月の魁政経懇話会の講師は松原先生を招聘しての「2017年の日本経済の課題と展望」と題しての講演会であった。
レジメを準備して下さり、これに沿っての話であったが、非常にわかりやすくポイントをしっかりとつかんでの講演はとても興味のある内容でした。
数値を並べるだけではなく、グラフの意味するところやその読み方など理解しやすかった。
特に感じたの、日銀のデフレ対策と現在リフレ派と称される主張や、これに反論している方々の考え方などにずばりと切り込んでの話は、普段あ朝ののラジオ番組でほとんど毎日興味を持って聞いている経済評論家の意見などと重ね合わせて聞くことができ、とても楽しく聴講できたし、ラジオ番組での評論家の考え方なども理解できるものとなった。
現在の経済状況は東京オリンピックの2020年頃までは続くのではないか、トランプ次期大統領の主張はアメリカにとってはごく当たり前のことであってそれが結果としてでたのではないか、日米の利益は背反しているのも極自然ななりゆきであると考えられること。
アベノミクスは個人消費の増大と設備投資を期待したのであるがその方向にはならないで、現在は現在の為替相場と株価高によってその成果(?)がでているのではないか。
後半は、回復のシナリオとして、反一極集中(地方に投資し地方の活性化対策を重視する)、投資は需要のある事業に絞るべきであること、トリクルダウン(したたり落ちる事)は起きっこないのだから、地方は地方で活性化させるべき、移民政策は賃金をの引き下げ要因であり、賃金を上げれば消費者物価も上がる。地方の活性化しつつある事業を、東京に振り向けず地方で育てる、一部選手だけが盛り上がるのではなく、全員がスポーツができるような立国。を提案しつつ、奥さんと一緒に数日前から秋田県に宿泊をしながら、料理、町並み、駅前、居酒屋などを巡って地方の実態を実際に見聞した結果に基づく体験を入れての講演でした。
国土強靱化対策にも触れておられたが、私も県際の道路交通網の整備が遅れていることがそうした経済発展、観光交流の障害にもなっていることから是非意見具申を要望し、考え方などを質問させていただいた。
秋田県もそうした視点で努力をすることによって活路があるものと感じたところでした。
土谷ふるさと先生
(中央が土谷順彦山形大学医学部腎泌尿器外科学講座教授) (母校の東成瀬中学校で後輩に講演する土谷先生) (質問する中学校一年生)
年に二回、東成瀬中学校と東成瀬小学校では、村出身で各界で活躍されている方を「ふるさと先生」にお願いして講演していただいている。 今回は、肴沢出身の土谷順彦山形大学医学部腎泌尿器外科学講座教授にお願いして、「医者になるということ~科学・技・愛~」と題して約50分にわたって、ていねいに易しく分かりやすく講演してくださいました。 特に、最新の先端医療の現場と治療、医学の現状、更に新聞などでもしばしば取り上げられた土谷先生の前立腺がんのロボット手術技法の「ダ・ヴィンチ」等についても紹介されるなど、生徒たちにも理解しやすいように話してくださいました。 講演の最後に老子の「千里之行始於足下」を例えにし、大きな目標に向かってまずは第一歩を踏み出してほしいと激励してくれました。 生徒たちも大先輩の講演に終始食い入るようにして聴いており、感銘したようでした。 質問も次々と出て、予定時間を大分超過しての充実したふるさと先生の学習となったようでした。
稜線から朝陽
今朝の朝日が、稜線の木立から姿を現した。
辺りは霧が濃く、まるで霞の中の様相でした。
昨晩は雨が落ち、これだと雪になるのかと思っていたがそうではなく、気温も下がらずむしろ暖かいぐらいでした。
四季折々の天候も変化が大変に激しく、その移ろいもとても変化がある。
一日として同じ状況はないようにも感じられる。
年末、仕事にも一定の区切りをつけなければならない。
課題もあったが、その都度しっかりと対処してきているが、年末はいろんなところから新年の挨拶原稿が舞い込んできており、今日も数件の原稿を書くことになる。
年度内には大きな行事も控えており、その打ち合わせを約束しているし、ここ数年のおおきな事業のうちの起点ともなる新年度に向かって、気を引き締めた打ち合わせをすることになる。
きれいな朝陽のように、鮮やかに進むように願っている。