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6月議会開会とキバナコスモス

DSC_0048 DSC_0051 DSC_0055 DSC_0146                                       (小中学校共同のキバナコスモス種まき作業) 村議会会の6月議会が再開された。 議会には27年度事業の会計決算により予算の整理などの専決処分案件の報告と税制改正による税条例の専決処分案件などを提案し、さらには28年度予算の補正予算案、成瀬ダム事業用地の財産処分契約案件など合計13案件を提案させていただいている。 予算案などは明日の予算特別委員会で慎重に審議されることになっている。 本日の開会では各委員会からの報告があったが、特に議会運営委員会からは、議会改革の一環であることと思いますが一般質問の質問と答弁についてのあり方について検討がなされたようで、かねてから再質問の際に、質問が広範にわたって数項目になると答弁する立場のものからすると、あらかじめ質問内容が事前に分かっておれば明快にお答えすることができるものの、その場で直ちに数項目に渡っての答弁はなかなか難しく、しかも答弁漏れなどがあってはお互いに一般質問の趣旨にもそぐわないことにもなりかねず、次回の9月議会からは一問一答方式にしたいとの報告があった。多いに歓迎したい。 行政報告では、知事による東南アジアのトップセールスが6月下旬から7月初旬にかけてシンガポールなどで行われることになっており、これに村の「羽後の国フアーム」も参加することから村としても積極的にこれに参加し、村の産品販売拡大に向けてのよい機会ととらえて参加することとした。 更に、熊本地震の被災地の隣県である福岡県八女市星野村での日本で最も美しい村連合の総会の席上加盟町村の二つの村から、支援に対する御礼があったことを紹介した。 このほか今日は小中学校でキバナコスモスの種まきが行われて、総出で作業に頑張ってくれたようです。 この模様は、魁新報の本社のNIE推進本部(NewspaperIn Educatin)「教育に新聞を」という英語の頭文字を取った部署での取材があったようです。新聞を学校の授業などに役立てようという活動だそうで、とても大事なことであり、最近新聞離れが危惧されている折から、まずは親が新聞を読むことから子供にも新聞を読む、見るというそうした習慣をつけさせることは、ネット社会の時代とはいえ大事なことではないだろうかと感じている。子供たち中心の記事が新聞に登場することによって親近感がわくであろうし、実際、我が家でも自分たちの家族やよその家族が新聞記事に載ったりすると関心を持ってみることからもうかがい知ることができる。子供も向けの新聞記事にはとても興味を持つことは事実である。

運動会

image image 東成瀬小学校の運動会が行われた。 風もなく大変穏やかな天候で子供たちも観戦する保護者の人たちもリラックスしての運動会 なった。 4月に一年生になったばかりの可愛い子供たちも、すっかり慣れたようで、役割もあり、元気な姿でがんばっていました。 サイゴノ万歳三唱の音頭んとっていました。                     .,

読み聞かせ「つくしんぼ」

image (イタン君の英語での読み聞かせ) image (熱心に聞き入る子供達) 読み聞かせグループ「つくしんぼ(代表・岡光)」は、定期的に土曜日に児童館で読み聞かせの活動を展開してくれている。 活動は児童館ばかりではなく小学校、中学校、老人施設など幅広い年代を対象に行ってくれている。 そのせいなのか、児童生徒の読書や読み聞かせに対する関心は高いと関係者は述べてくれている。 昨日もいろいろな工夫をしてくれているようで、子供たちもしっかりと落ち着いて聞き、集中していましたし、とても楽しそうでした。 工夫の一つには、ALTのイタン君と羽後町のALTも参加して、英語での読み聞かせをしてくれていました。 こうした形で子供の頃から「国語」での読み聞かせのほかに英語を実際に体験し、挨拶などが出来ることはこれからもとても大事な方向であると感じたところでした。

デンバー市の学校に絵を贈る

image (東成瀬小学校の絵) image (東成瀬中学校の絵俳句、英文にしています) 昨年の8月にアメリカコロラド州デンバー市の日本館と交流を再開するために訪問したが、その交流の中で学校間の相互訪問なども具体的に進めようと話し合いをしておった。 きっかけとして昨年も絵を持参しコヨーテ小学校に届け訪問もした。この学校からも絵が届けられたが、今年も東成瀬小学校から絵を送る準備が整い役場に届けられた。 一方東成瀬中学校では、俳句を詠み絵をつけたうえ中学一年生は先生の協力で英文の俳句にしてくれました。更に中学2、3年生は俳句の英文を自らつけた作品にして準備してくれました。 これらの作品を近くデンバーの日本館を通じて、学校に届けることにしている。 今年の夏にはまだ日程は確定しておりませんが、コヨーテ小学校の絵画の教師が東成瀬村を訪問してくれることになっている。 滞在期間も一定期間はあるものと考えているところですが、具体的にこうした交流を通じて視野の広い教育、視点を変えた交流になることを期待したい。 また、この夏には、中学、高校生をデンバーに派遣すべく募集をしており現在2名の応募があるとのことです。

困窮児童の学力

IMG_0665 先日日刊紙に「困窮児童の学力支援」の見出しの記事があった。 ぜんこくがくりょく・学習状況調査の成績が低かった全国の公立小中学校計約1000校に、学習支援を行う専任教員やカウンセラーを増員配置することを決めた。家庭の経済力による学力格差を解消するためで、来年度予算の概算要求な関連経費を盛り込む。との内容であった。 更に、小6と中3を対象に実施した学力テストの際、児童生徒の保護者約4万人の所得や学歴などを併せて調査した。その結果、応用力を測る小6の算数bでは、家庭の年収(税込み)1500万円以上の児童の平均点正答率は、71・5%だったが、200万円未満の児童は45・7%にとどまるなど、定収入の家庭ほど学力が低い傾向が見られた。 そんな調査もしたのかと思って記事を読んだのですがその反面何か違和感を覚えた。 その対策は結構であるし、教員やカウンセラーの配置も結構なことであるが、家庭の年収によっても確かに関連性はあるかもしれませんが、翻って我が村の家庭の収入を考えたとき、果たしてそんなに高額の収入家庭がどれだけあるだろうか、疑問に感じた。 この学力問題はそんなところにあるのかどうなのか? 少人数学級の具体化とか教員配置の充実などを違った視点からの検討がより求められているのではないだろうか? 教員やカウンセラーの充実配置、は大賛成であると同時に現場からの声が反映されるような議論が必要に感じた次第でした。