カテゴリー別アーカイブ: ノンセクション

ついに国会が止まる

すったもんだの末、いよいよ国会審議がストップするところまできてしまったようだ。 こうなることはすでに国家議員の与野党の議席数によって明らかであったようであるし、大方の国民は想像していたであろうが、そんな状況になってマスコミはこれは大変だ等と報道を始めている。 専門的な政治記者である方方であれば当然のことであっただろうし、我々などよりも遙かに確実な情報をキャッチしておられたことであろうと思うのであるが、どうしたことか急に報道が始まった。 これで、9月の民主党党首選、自民党の党首選まで国会は動かなくなる、国家議員さん方の中には「秋休み」だとうそぶいておられると言ったではありませんか。呆れたものですよ。 そうなると、これから約1ヶ月、国会の審議は止まり、それからどうなるんでしょうか? 我々はそんなこともしておられませんし、日々の課題をしっかりと解決するためにがんばらなければならないし、それが与えられた仕事である。 先日の新聞に、大曲の花火が終わったから言う訳ではありませんが「水が欲しい」という記事がありました。 大曲の花火も、河川敷が雨のために増水し、観覧席や準備が大変だったことが何度もあり、確かに花火前には水が欲しい、雨が欲しいとは言えないのですが、終わった今は正直なところそうだと思います。 そのためにも、上流のダムは必要であると思っています。 これにも、今の政治の世界には我慢の限度を超えているように思えてくる。 ほんとにもう!

道州制が選挙の争点か

「総選挙がいつになるのか?」と言った話題が多くなるようになってきた。 それと並行して、その争点に「道州制」がにわかに急浮上してきているようである。 それは、一つの政党を除いて、ほとんどの政党が推進する立場であることがわかり、すでに中央では、その議論が着実に進んでいるようであり、研究、勉強が進められているとの情報があった。 その要因の一つに、大阪を中心とした関西の「維新」が国政に進出する事を前提に、その政党と手を結び有利に次の選挙をしようとする思惑が重なり、その会の趣旨が「都」構想などを打ち出し、それに乗るために各党がにわかに「道州制」を議論しているとのことであるようだ。 道州制は全国の県を廃止し、10前後の道と州にまとめ、さらに市町村を、人口15万人から40万人程度の自治体に再編成する事による行政の効率化を図り、職員の削減、行政経費の効率化を図る構想であるようだ。 政治の世界はよくわからない。中央で考えている事が、これほどまで国民不在で議論されておることの現実がよく理解できない。 国政の問題や国会改革は全くなされておらないのに、国家財政を厳しくしてきたのが地方の問題であるかのごとく姿勢で、こうした議論を通じて、問題をすり替えをしているように思えてならない。これは一体どうしたことであろうか。 同時に、「都」構想などということでにわかに大阪の府知事や市長の意見がまかり通って、さすがに「都」とまではいかなかったがあわただしく法案の改正が成立するといった離れ業みたいな行動をしてみたりと、全く持って理解に苦しむ。 それもこれも、一部の意見に阿るとしか言いようがない政治の世界にはあきれてしまう。 大体において、そうした政党(?)はいつまで続くのであろうか、せいぜい次の選挙までが関の山ではないかとさえ一部では言われているではないですか。 そんなところに振り回されていて大丈夫なんでしょうか。選挙で勝つためにはしかたがないんでしょうかねー。 それはそれとして、間違いなく「道州制」はこれから大きな議論となる気配があるようであるし、われわれも。しっかりと勉強しなければならないと思っている。 地方自治の原点は我々市町村であって、市町村住民の自治、生活があってこそ国家が成り立つのであって、行政の効率効果のみで論じられるのは、はなはだ疑問を感じざるを得ない。 巨大な自治体が誕生して、どれほど住民の生活、福祉の向上が図ることができると考えているのであろうか。 文字通り「自治」ですから、「住民自らが治めるべき」であるとするのであろうか。 ならば政治の役割はなんであるのであろうか? 先日述べたマイナンバー法案もなんだか変な雲行きでもあるようである中で、国民のためになる「法案」を成立させてこそ本来の国会の役割であるはずであるのに、抗争に明け暮れている国会の姿勢には、しっかりしていただきたいものである。 外交も防衛も然りである。          

講演会から

新聞社の政経懇話会で、経済学者の佐藤隆三氏の講演会が企画された。 是非お目にかかってお話を聞きたいと思っていたが、なかなか機会がなく、やっと実現した。 先生は湯沢市高松のご出身で、一橋大学ご卒業後フルブライト留学生として留学し、最初1年であったのが成績優秀で長く大学にとどまり、博士号、さらにはその上のPh-Dr.も取得しておられる世界的な経済学者であられるようです。 恩師は日本の経済学の重鎮であられた中山伊知郎先生の弟子であられるとのことで、80才を越えられても矍鑠たるもので、鋭い視点からのアメリカ大統領選では世論調査のけいかなどからオバマ現大統領有力との見方をしておられた。 アメリカはどんな事があっても、先生が日米を通じてこの60年間両国で生活してきた経験からダメになることはあり得ない、と断定しておられた。 また、日本で話題になっている竹島、尖閣、北方領土問題には全く関心がない。 なぜなら、アメリカは激しい戦争で領土問題を解決ずみであるからである。 オスプレイは、部品から組み立てまで全てアメリカで調達しており、この問題では一歩も引かないだろうとのことであった。 沖縄も普天間もそうである。アメリカの国益に叶わなけれぱ、毅然とした外交姿勢をとるとのことであろうとおもった。その通りであろうと思う。本来外交とはそんなことであろうと思う。 日本の消費税論議については、はっきりと、今やるべきでない!と言明しでおられた。 日本経済学者は一体何を考えているんだ!とおっしゃておられたし、アメリカでもそうした見方が多いとのことであった。 失われた10年がやがて失われた20年になつてしまったんでは、取り返しがつかなくなってしまう、と随分と心配しておられた。 日本の国債発行高をギリシャなど欧米と比較して心配しているようだが、国内で調達している日本と欧米の外国からの借金とではまったく意味合いが違う その証拠に市場は日本の円を高く評価しているし、まだましであるとしていることがその証明でもある、とのことであった。 かなり力づけられる内容であったし、日本の政治家はもっと金を使い、経済学者はそれを後押しするような経済理論を構築しなければならない、だからといって、官僚や省庁の御用学者になってはならない。 とズバッと言っておられた。 先生ご夫妻は前日に、栗駒山荘に泊まられたようで、最後の方で、泊まった印象! 西日が当たって、エアコンがなかったので、40℃近くあったとか。まさか!換気してほしかった。 ロケーションは最高!山と林業の再生をしよう。 料理はすばらしかった! ありがとうございました。 奥様からも大変なお褒めをいただきました。 紅葉にもおいでいただくことにした。 奥様は厨房にまで入ってみられたようでした。 世界の料理を食されておられる方々ですから、大変な光栄でした。 image

成人式と終戦記念日

  昨日はは終戦記念日、東京では記念式典が行われた。67回目である。 戦争の悲惨さは、その前後を含めてそれはそれは言葉に言い尽くせない、想像を絶する人間にとって最大の「悪」であると思う。 その行為を、認めさせようとあらゆる理由をつけて国民を誘導し続ける国々が依然として世界には存在している。 我々はそうした行為を認めないようこれからも小さな力ではありながら続けていかなければなりません。 私たちの村では毎年8月15日に、「成人式」を行っている。 完全に夏の成人式が定着して久しいし、それぞれの思いを持って毎年新成人が誕生している。 この新成人の方々が、これからどんな人間模様を描いていくことであろうか。 今年は、23名中18名が出席した。 日本にとって、この若者たちが悲惨な戦争などという体験をさせることのないよう政治のかかわるものは責任を持たなければならないと、強く期待するものである。 そんな思いとは裏腹に、世界各国、特に日本を取り巻く周辺国での動きのきな臭さは、異常である。 まるで、日本の政治事情を見透かしてしての行動としか思われない状況である。 何とかできないものかと歯がゆさを感じるのも事実である。 新成人の方々には、これまで育ててくださったご両親にたいし、「ありがとう」の言葉で感謝をしてほしいし、家族の方々、お世話になった家族にしっかりとお礼を言葉で伝えてほしいと申し上げた。 また、時代を担う新成人が積極的に「選挙」という権利を棄権することなく行使してほしいし、大人ととして、社会人としての責任を果たしてほしいと申し上げさせていただいた。 新成人の輝かしい前途に幸あらんことを願いたい。

村の花「山百合」を大事にしたい

image 村の花、山百合があちこちに咲いてている。 かって、これを増やそうと、わざわざまとめて球根を植えたところ、いつの間にやら、球根を掘り起こされてしまい、うまくいかなかった。 確かに、球根は私達の子供の頃は、小豆と一緒にして煮込んだご馳走は大変美味しく、特に、百合の根っこは、独特の歯触りと、甘味があり、特別なご馳走であった。 しかし、増やそうと思って植えた球根を掘り起こされたんではこれは参ってしまいます。 昨日は、パークゴルフ場にしばらくぶりに妻と二人でプレーをしていたら、仙人コースで見事な山百合にであった。 掘り返されないで、増えることを願って、スマホでパチリと撮った。 この時期、杉林には沢山咲いているようですが、行動範囲の少ない私にとっては、ここいらあたりが関の山。 パークゴルフ場も帰省客なのか、結構多くきていただいていたし、若いカップルや3世代で楽しんでいただいていて、うれしく感じた。 いよいよお盆です。 早いものです。