成人式と終戦記念日
昨日はは終戦記念日、東京では記念式典が行われた。67回目である。
戦争の悲惨さは、その前後を含めてそれはそれは言葉に言い尽くせない、想像を絶する人間にとって最大の「悪」であると思う。
その行為を、認めさせようとあらゆる理由をつけて国民を誘導し続ける国々が依然として世界には存在している。
我々はそうした行為を認めないようこれからも小さな力ではありながら続けていかなければなりません。
私たちの村では毎年8月15日に、「成人式」を行っている。
完全に夏の成人式が定着して久しいし、それぞれの思いを持って毎年新成人が誕生している。
この新成人の方々が、これからどんな人間模様を描いていくことであろうか。
今年は、23名中18名が出席した。
日本にとって、この若者たちが悲惨な戦争などという体験をさせることのないよう政治のかかわるものは責任を持たなければならないと、強く期待するものである。
そんな思いとは裏腹に、世界各国、特に日本を取り巻く周辺国での動きのきな臭さは、異常である。
まるで、日本の政治事情を見透かしてしての行動としか思われない状況である。
何とかできないものかと歯がゆさを感じるのも事実である。
新成人の方々には、これまで育ててくださったご両親にたいし、「ありがとう」の言葉で感謝をしてほしいし、家族の方々、お世話になった家族にしっかりとお礼を言葉で伝えてほしいと申し上げた。
また、時代を担う新成人が積極的に「選挙」という権利を棄権することなく行使してほしいし、大人ととして、社会人としての責任を果たしてほしいと申し上げさせていただいた。
新成人の輝かしい前途に幸あらんことを願いたい。