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民生委員・児童委員

全国の民生委員・児童委員は229、510人が厚生労働大臣から委嘱されているそうです。 地域の身近な相談相手として、誰もが安心して暮らせるように日々の活動をしてくれている。 それはあまり目立たない活動でありながら、実は大きな力となっていることをに、あまりに我々は理解していないように思う。 3年に一度の委嘱替えの年に今年が当たっている。 その委嘱にあたって、各市町村から推薦され、これを県の福祉審議会の推薦委員会の推薦によって厚生労働大臣に推薦し委嘱される手順となっている。 この過程で、委嘱人数を増減することが、地域の事情や、生活環境の変化などで求められることがあるようだ。 ところが、この増員にあたって、県内でわずか10人足らずの増なのに、財政の問題でなかなかはかどらず、手続きが市町村のせいなのか、どこに影響があってなのか、手続きに遅れがあるようであった。 その増員によって、一定の財政負担があるにはあるが、それがものすごい財政負担になってどうにもならないとは到底思えないのですが、財政段階の理解を売るのに時間を要しているとすれば、あまりにその制度に対しての理解不足に何となく割り切れないものがある。 この制度は、確かな歴史があり、地域住民の方々にしっかりと根づいており、信頼を得ており、これからますます求められる制度であるともっている。   お互いに、活動しやすい制度となるよう、理解し協力していくことこそ今求められるものと考えている。 少なくとも、わが村にとっては、民生・児童委員は住民としっかりと結びついた活動をしてくれており、福祉の村、地域づくりに完全に定着し信頼されている存在である。 我々はその活動を全面的にお手伝いさせていただいているし、これからもその姿勢をしっかりと引き継いでいきたいと考えている。 秋の草花がひときわ目立つようになってきた。 なぜか、この時期、紫の色が際立って見える。

ともどもに元気

昨日は、私の地元の敬老会であった。 挨拶をするのですが、普段から大変にご厄介になって方々ばかりで、これといって話すこともないのですが、これまで2回の敬老会で話したことでの、「腹いっぱいの食事をしないように」の健康話での失敗談やら、近づきある台風18号のことなどを話した。 関心のある高齢化率は秋田県は進んでいるものの、わが東成瀬村は県内では25市町村中19位で町村の中では大潟村に次いで美郷町と同率であることを新聞で知ったことなどから、比較的低くしかも健康寿命もよいことなども申し上げた。 同時に、この敬老会に参加してくださっておられる方々は、いろんなことに挑戦し経験豊富な方々ばかりで、これからもこれまで培った知恵と経験、技術を存分に後輩に引き継いでいただきたいし、引き続きのご指導をお願いしたところでした。 要は、どのような生き方をするかであって、「としょったから」からと言って何もしない、無気力な生活をしないようにしていただきたいことも申し上げた。 余興になると、カラオケ大会さながらに88歳の方を皮切りに80才代はざらざら、一年先輩の方が定年を契機に奥様のふるさと岩井川に移住してすっかり住民となり、自慢のムード火歌謡を披露、これまた一年後輩のYくんも十八番を披露、先輩も後輩も元気いっぱい!会場は時間を過ぎても終わりなき状況、おまけに、私までカラオケを歌わせてもらってしまった。恐縮至極! この分だと、この地域は元気いっぱいの地域づくりができそうだ。 そんな思いのする一日でした。

皆で大合唱

今年の敬老会第二弾は、椿川と大柳地区の190名が対象になっている。 今年から参加の方がたも新入生よろしく参加してくれていた。 とてもアットホーム的な地域で、皆さん和やかに語り合いながら久しぶりの集まりを楽しんでおられた。芸達者な方々も多く次々とカラオケを披露してくれ時間が少し足りないくらいであったようです。 一回目の敬老会での挨拶で、健康であってほしいと、食事は「腹八分目」が良いとのことを話したところ、お酒を注いで歩いているうちに「ごちそうを前に相手腹八分目とは、食べるな!ということか」と冗談を言われてしまい、これはまずいと思い、今日のごちそうは全部食べてくださいと申し上げた。 96歳のおばあちゃんとはいつもお会いするたびごとに昔話やら、ことわざなどを聞くことができ楽しみにしている。 今年も元気に来てくださいました。 この地域の敬老会では、最後に皆が全員んで合唱するのが習わしで、今年はドンパン節で締めた。 余興では地域のご婦人方による歌と踊りで盛り上げてくれていますし、小学生の可愛い女の子の踊りにたくさんの花が上がっていました。 また来年の再会を約束して皆さん元気に楽しいひと時を過ごしてくれたようでした。

地域包括医療

地域医療とりわけ国民健康保険加入者の多い地方の医療機関の持つ役割は、医療現場と行政の保健福祉が地域全体で関わり、総合的に包括的に連携しながら進める必要性のある重要な「地域包括医療」が求められている。 現在この趣旨に沿った事業が全国的に国保医療機関(村の場合国保診療所)と役場の民生課の保健師を中心にした組織と介護保険担当、国保担当などが連携して推進しているところです。 具体的に何をどのようにしてと言われると説明しにくい面もありますが、現在進めている住民の介護保険や検診事業、予防接種、栄養指導、などすべての住民に係る健康事業、医療事業が多かれ少なかれ連携して機能的に進めるようになってきていると理解してよいだろうと思っている。 そうした試みが、診療所、民生課の職員を中心にしてそれぞれの課題を設定し、解決するための研究をし、発表しあい研鑽している。 その発表の場である平成25年度秋田県国民健康保険診療施設協議会研修会(ミニ学会)が横手市大森病院と高齢者福祉センターを会場にして開催された。 数年前には東成瀬村でも開催されており、会場を持ち回りで実施している。 今年は、村からも看護師から一題、保健師が一題の二つが発表された。 保健師からの「マシーントレーニングの実施効果」と題しての発表で、それの効果についての事例であった、発表に対し参加者から研究成果に対し意見、具体的な問題点などが出されれていた。 看護師からは「常勤医がおらない診療所の機能を果たす取り組み」の研究成果が発表された。医師不在とともに薬局も閉鎖され、院内処方が余儀なくなり、およそ900種類に及ぶ調剤と管理が看護師の負担となったことや、診療体制にあたっては、およそ25名近い医師の交代体制で約1年乗り切るための診療体制の住民周知、患者さん方の選別、患者輸送車の配車体制の設定など、ご協力いただいたお医者さん方との調整などそれはそれは大変な事態に即応した状況などが発表された。 これに対しても、医師不足からくる問題点が大きなかだいとしてしめされたことであり、私自身の医師確保ができなかった責任を図らずも露呈した形で、申し訳なくも、恥ずかしいような思いでいっぱいであった。 これらの発表は、一部内容は違うようですが、来る10月初旬の島根県での全国国保診療施設医療学会で発表されることになっている。 こうした全国レベルでの発表で、お互いに研究しあい、住民の包括医療のあるべき姿に向けてより一層前進していくことを期待したいものである。

敬老会始まる

今年の敬老会が始まった。 昨日の初日は、村で一番多い地区の敬老会で対象者(70歳以上)344名中189名が出席してくれた。 村内ではこのうち年内に100才になられる方が3名もおられる。 会場がほぼ満杯で、すべての方々にご挨拶してきているので今年は決められた席から早めに立ち、お一人おひとりにお酒、ビールや、ジュースなどを注ぎながら、お話を聞き話しながら回った。予定時間の約2時間内に回りきるには相当時間配分に気ををつけなければならないし、自分の席でゆっくり料理をごちそうになってなんかおられないとは当然で、からのお腹にお酒はかなり効く! しかし、例年のことで、皆さん待っていてくれて、一人も失礼のないようにしなければならない。 とにかく、それぞれの内容があり、それにしっかりと答えることになると、大変ではあるが、いろんな情報、昔話などを聞くことができるなかで、私が一昨年手術をしたことから、その予後を心配してくれて、健康に留意するようにと、気を使ってくれた話が、圧倒的に多い。ありがたくお礼を言いながら、私自身その言葉通り十分に留意しながら日々の生活に気をつけなければと、あらためて思いを強くしたところでした。