民生委員・児童委員
全国の民生委員・児童委員は229、510人が厚生労働大臣から委嘱されているそうです。
地域の身近な相談相手として、誰もが安心して暮らせるように日々の活動をしてくれている。
それはあまり目立たない活動でありながら、実は大きな力となっていることをに、あまりに我々は理解していないように思う。
3年に一度の委嘱替えの年に今年が当たっている。
その委嘱にあたって、各市町村から推薦され、これを県の福祉審議会の推薦委員会の推薦によって厚生労働大臣に推薦し委嘱される手順となっている。
この過程で、委嘱人数を増減することが、地域の事情や、生活環境の変化などで求められることがあるようだ。
ところが、この増員にあたって、県内でわずか10人足らずの増なのに、財政の問題でなかなかはかどらず、手続きが市町村のせいなのか、どこに影響があってなのか、手続きに遅れがあるようであった。
その増員によって、一定の財政負担があるにはあるが、それがものすごい財政負担になってどうにもならないとは到底思えないのですが、財政段階の理解を売るのに時間を要しているとすれば、あまりにその制度に対しての理解不足に何となく割り切れないものがある。
この制度は、確かな歴史があり、地域住民の方々にしっかりと根づいており、信頼を得ており、これからますます求められる制度であるともっている。
お互いに、活動しやすい制度となるよう、理解し協力していくことこそ今求められるものと考えている。
少なくとも、わが村にとっては、民生・児童委員は住民としっかりと結びついた活動をしてくれており、福祉の村、地域づくりに完全に定着し信頼されている存在である。
我々はその活動を全面的にお手伝いさせていただいているし、これからもその姿勢をしっかりと引き継いでいきたいと考えている。
秋の草花がひときわ目立つようになってきた。
なぜか、この時期、紫の色が際立って見える。