畜産施設竣工
日本短角牛を中心とする繁殖牛、肥育牛の一貫した経営をするための施設が完成して、竣工祝賀会が行われ、ご案内を頂いたので出席した。
短角種の村における歴史は古く、臨時の市場も開設された時代もあり、焼石岳山麓での自然放牧、冬は農家での飼育と、手が掛からず、畜産の主流であった時代が長かった。
黒毛和牛に押され、衰退したが、現在はヘルシーな肉質が好まれるようになり、その復活に期待して、村としても積極的にこの事業推進に力を入れたいと考えている。
このため施設は村や県、県の農業公社、民間が整備し、その運営を指定管理して畜産振興を図ろうと、年次計画で整備を進め、その一段目が完工し、現在330頭余りが飼育開始されている。
今後も計画的に事業が進むと、加工施設にも整備を進め、雇用の場ともなるように多いに期待したい。
今正に、アカベコの時代になるのではと多いに期待しているところである。