山村地域振興を研究

image image 平成26年度北海道・東北六県山村振興ブロック会議が岩手県二戸市で開催された。 今年の当番開催地が軽米町で、隣の二戸での開催となった。 これには、国の省庁、農政局、県庁からも来賓として出席していただき活発な意見交換が行われているもので、今年も勉強になるものであった。 特に山村振興法が議員立法で今年度末には期限切れとなることから、この継続に連盟あげての運動を展開しているところである。 この法律が制定された頃は、かなりの自由度のある制度で、ある意味では非常に幅広く活用されていたし、我が村でも相当その恩恵を受けた団体の一つである。国予算額も数百億円であったが、現在は数十億円規模と少なくなり、しかも計画自体も結構ハードルが高く、敬遠されがちであるように感じている。 そんなことから今回の改正には連盟として「交付金制度」の導入を強く求めているところであり、現内閣でも地方創生を掲げておるところから大いに期待したい。 そうした要望をこのブロック会議でも私は期待したい旨述べさせていただいた。 更に、地域興し協力隊の事業についても我が村の現状を申し上げた。 このほか、この会議での意見説明を聞き、更に取り組むべき課題も見えてきたように感じた。 軽米町など岩手県のこの地方がなぜ南部と呼ばれるようになったのかを今回初めて知った。 それは、山梨県の南部家がこの地方の掃討に入部したことからだそうであること、また、安倍一族が敗れて九州地方に逃れたが、その末裔が現在の安倍総理の家系で44代に当たるそうであることも知った。 歴史の織りなす綾をしることは不思議でもあり、深いものである。