成瀬ダム促進
成瀬ダムの具体的な推進のためには、雄物川河川整備計画が確定されることが重要な手続きとなるようである。
その計画樹立のためには、膨大な資料と丹念な調査を経て、関係する有識者の委員による議論が手続きとしてあり、その委員会での決定が求められている。
それがダム事業の見直しにより、その手続きも大幅に遅れていた。
今回その委員会の第6回目の会議が開かれた。
私もその委員としてすべての会議に出席し、村の立場や、河川整備のあり方、必要性などについても意見を述べさせていただいた。
水源地の村として、流域の住民の役割、未来永劫に続くであろう成瀬ダムと雄物川のあり方などの観点から交流の場あるいは住民組織の必要性をのべさせていただいた。
また、下流や中流域ではそうした親水、交流の施設整備が可能であるが、ダム直下では具体的にどうなるのかがよく見えないことからその必要性を述べたところでした。
今後そうした観点から計画にどう反映されるか注目していきたいと思うし、実現に向けて努力していかなければならないと考えている。
午後からは、この会議の後、今度は国有林野所在市町村長懇談会があり、じっくりと説明などをお聞きし、国関係の会議の二つをこなした。
林野関係の予算も増加しており、こちらも森林県秋田として、あるいは我が村としても重要な行政施策であり、関心を持ってしっかりと取り組んでいかなければならない。
これまた、ダム事業とも密接に関連するものと考えているところです。
この会議では名札も秋田杉で特別にしつらえた「東成瀬村」でいい感じで、杉の香りがするようで癒されました。