着実に育つ後継者

昨日の夕方、村のジュニアアルペンスキークラブ(JJR・ジュネス・ジュニアレーシングクラブ)の今シーズンの中間報告会が開かれ子供たちと親が一緒になり、このクラブの指導を行っているコーチたちとの中間報告会があり、呼んでくれたので出かけた。 最初はいつも通りの進行であったが、1時間ほどしてからの報告会が俄然と熱を帯びてきた。 始めに、中学生に対して今シーズンのこれまでの競技会での、自分で足りなかった点を一つ、練習での反省点、さらに今後の目標を述べなさいと、コーチから求められ、それに対して中学生はしっかりと自分の考えを述べていたことには驚かされた。 技術的な面はもとより、指摘されていたことをしっかりとおぼえており、それに対する今後の自分の努力目標をしっかりと持っていることに感心させられた。 また、小学生に対しても、これまでの大会での反省点、これからどんな人の滑りを目標にしたいかなどと極めて具体的にそれぞれの考えを話すように求められているのに対し、小学校3年生からの子供たちがこれまたしっかりと話していた。 久しぶりにこの会に出席したが、すっかり様変わりしていたし、何よりも親がおる前で、コーチの面々が鋭く指摘し、親子ともどもに考えさせらるように指導していたことに驚きを感じた。 しかも、親たちの中には先輩コーチがおり、そのコーチから指導してもらったコーチたちである中で、堂々と指導方針、子供たちに欠けていることを、鋭く指摘していた。 確かな後継者がしっかりと育っていることをこの目で確認し、その雰囲気をしっかりと感じることができ、とてもうれしかったし、頼もしくも感じたところでした。 確実にこうした指導者が育ち、スキーの普及のために、お互いが連携し合えるような体制になっていることにものすごい充実感を感じてうれしかった。 中間報告会は子供たちと一緒の食事会でもあるし、親たちとコーチの懇親会でもある。 そんな中でも、食事は食事、飲み会は飲み会、話は聞くときは聞く、しっかりとしたけじめをつけたこうした報告会は素晴らしいと思った。 こうした中から、全国スキー大会にも出場するといった成績をしっかりと残していることは素晴らしいことであり、これからもしっかりと応援をしていきたいと思っている。 いやー、本当に頼もしく感じられた報告会でした。