水不足が深刻
暑い暑いと言って過ごしていた8月も過ぎ去り9月である。
残暑は依然として厳しいし、農作物にはよいだろうなどとのんきなことを言っていたら、農家の方々に往復ビンタの一つももらってしまうような雨不足である。
それでも、村の場合何回か、それこそ「ところにより」のところに当たって雷雨やわずかな雨の恵みもあったところもあった。
村内でも「ところ」に当たった地域はは良かったが、そうでない農家にとっては本当に雨が欲しいところであるし、わずかに降ったであろう地域であっても全くのお湿りにもならなかったと思う。
特に、畑ものには、雨が欲しく欲しくてたまらないところであるようです。
玉川ダムでも秋田県営ダムが発電を休止することになったとの報道があるし、成瀬ダムからの引水を計画している大仙市の一部でも、緊急的に、雄物川からの取水要請をしておられるようだ。
こうしたときこそ、お互いに融通しあって、生活用水の利活用ができるよう協力し合うべきであり、灌漑用水であってもお互いが緊急的に協力し合うことの重要性を確認し合いたいものである。
玉川ダムであっても、相当な貯水量で計画的な放水をしてきたにもかかわらず、不足し発電休止という手段を選ばなければならないことになったのでしょう。
ダムの機能は広範であり、災害防止対策ばかりでなく、生活に密接に結びついておる訳で、こうした効能、効果を水不足の時こそ、世の中の人たちが真剣に考え、ダムや水の重要性を訴えるべきであると思う。
ところが、なぜか玉川ダムのそこが見えて、発電を休止すると言ったことばかりで、ダムの果たす役割などには触れておらない。
ダム建設反対を主張しておられる方々は全く発言なし!、みんなが協力し合ってこの急場をしのぎ、乗り切ると、その苦しみ、協力などはどこ吹く風である。
そうした水不足の一時が過ぎ去ると、十分に水は間に合っている、従ってダムは必要ない、と言う声が大きくなってくるのがこれまでのことであった。
われわれも、こうしたことをわきまえて、しっかりと訴えていかなければならないと思っている。