全国町村長大会
快晴の東京渋谷NHKホールで今年の全国町村長大会が、安倍内閣総理大臣ご出席のもと930町村長が参加し盛大に開催された。
3年前のこの大会には、総理が公務の都合で欠席という異常な状況での開催で、大きなひんしゅくをかった大会であり、町村長からは呆れた対応として、大人気ないと非難があったことが思いだされた。
それだけに、今年は総理大臣の出席で会場は大いにもりあがった。
さらに、司会の栃木県会長のユーモア溢れる元気な司会、議長の三重県会長のこれまた当意即妙の議事進行で、終始和やかな雰囲気で
これまでになかったような和やかな大会であった。
しかし、内容は地方行財政を取り巻く環境の厳しさから、かなり緊迫感ある決議、道州制阻止の特別決議など、内容的にも、今後の地方の進むべき方向に大きな示唆を与えるものとなった。
総理からも町村あっての国であり、地方の発展なくして国の発展はないとする、地方重視の力強い激励の挨拶があり、会場からは大きな拍手があった。挨拶の後には、安倍内閣総理総理大臣万歳の三唱でお見送りをし、激励したところでした。
石破幹事長からは、被災地、原発、沖縄のそれぞれの負担をお互いに分かち合うようにしたいとする、説得力のある挨拶があり、相変わらず演説の上手い政治家だなーと感心した。