中国山脈もみえて
隠岐からの帰りは、台風の影響が少しあってか、多少波が高かった。
境港まで約3時間あまりの海路の旅、隠岐には約40年ぶりであった。
離島振興法がかなり充実し整備も進んでいるとはいえ、苦労も多いだろうと感じた。
離島なるが故に漁業の価格が輸送手段の高騰から成り立たず、仕方なく養殖漁業に転換しても、採算性が厳しい、更にこれに関わる販売店、土産屋も経営出来ず、次第に閉店することとなっているようでした。
過疎地の陸路輸送、離島の海上輸送の課題はますます大きなポイントとなってきている。
そういった観点からすると、我々過疎地はまだまだ頑張れる要素があるように感じられる。
海をジッと見ながらそんなことを考えながら隠岐を後にしました。