熱闘甲子園・東ブラザーズも

秋田商業が、秋田県大会での劇的な9回裏の逆転優勝からの勝負強さを、甲子園でも見せてくれた。 異常気象のおかげでか応援列車も7時間遅れで到着したが、雨で試合は順延となり、応援団も熱闘を観戦でき、力強い応援をしてくれたおかげもあることであったでしょう。 それにしても、1回の攻防で2点もリードされ、攻撃力が出場校最下位のアベレージであり、一時これはどうなるかと思っていたら、どうしてどうして、140k台後半の投球をする投手を崩した1番バッターと、死四球を選んだ選球眼と、待ちの野球に徹し、着々と得点を重ね、見事な投手リレーで出場校最後に登場し、見事に勝利した。 昨年の能代商業に続き初戦突破は「秋田は勝てない」を覆してくれた。 爽やかな気持ちになった。 一部の情報では、相手校は「秋田商業を甘く見ていた、打撃力は低いし、投手も打てる」と見ていたようであるが、甲子園は、いや、野球はそんなものではない、深いんですよ、何が起きるかわかりません。 それを見事に証明してくれたんです。野球の面白みがそこにあるんです。 それをまざまざと見せてくれた戦いぶりでした。 おめでとう!秋田商業! 一昨年あたりから、高校野球が甲子園でどうしても勝てない。そこで秋田県では、著名な指導者を招いて強化に乗り出したようにうかがっているが、一時何回か講師を招いての催しがあったようだがその後はどうなったのだろうか? 何か効果があったのだろうか? そのことには、報道などでは、ついぞ見たり、読んだりすることもないのだがどうしたんでしょう。一言もないということは? いやいやそれは言いますまい、とにかく精神的に強くなってくれればそれでいいんです、自然と結果は出てくると思うんです。 秋田商業の監督は県南出身で、同校のOB、甲子園経験もありしかもキャッチャー出身、インタビューも落ち着いていて、非常に頼もしく感じた。頑張れ! そして、わが村のアマチュア野球チーム「東・ブラザーズ」が秋田魁新報主催の「おはよう野球」で湯沢・雄勝の代表選で勝利し11回目の出場権を獲得した。 もう、常連となっている。 ところが、こちらは県内の出場チームも強く、県大会ではなかなか成績は芳しくないのである。 今年あたりはもしかしたらと期待している。打撃力もあるようだし、主戦投手も調子が良いようだし、新人も加わりチーム力は上がったのかな? 小・中学校の野球も少ないメンバーで頑張っている。 お互いの成績が刺激し合って、父兄も社会人も熱く頑張っている。 頼もしい限りです。 ありがとう、皆さん!