ネズミ捕り

新聞のコラムに「ネズミ捕り」のことについての記事があった。 読んでいて、思わず「ウフッ!」と声が出てしまった。 というのも、今年の3月に公務ででかけた折りに、ある駅前の交差点を左折したらまもなく警察車両の回転灯が後ろに見えた。降りてきた警察官が「そこの交差点で止まりませんでしたね」という。 運転していた職員が、「はい」というと、停止標識が見えませんでしたか?という。これまた、「はい」という。 私も見えませんでしたし、運転していた職員も見落としたようでした。 もう一つの用事もあり、時間もなく歩いてその用事のあるところで打ちあわせをしたところ、その話をしたら「あそこですか、よくやっているんですよ!」ほとんど気づかずに、やられてしまうんですよ!という。 どこにいるのかよくわからないが、必ずのようにひっっかるんですよ!と言う。 その時の話を思い出し、どこにいるのかわからない、きっとあそこいらあたりに見えないようにしているだろうとも言っていた。その時の会話と、今回のコラムがそっくりなので思わず「ウフッ」とやったしだいでした。 コラムでは、「取り締まりのための取り締まり」と運転者同士がその手法についていろんな手法で連絡を取り合っている現実とを兼ね合わせて考えると、どこかにそうした対応について敏感に気配を感じ取っているからであろうと述べている。 それを思い出して、思わず「ウフっと」なってしまった次第。 さらに、国家公安委員長と言えば警察の元締めみたいな存在だが、その職にある方が、そういう摘発手法に疑問を呈した。「歩行者が出てくる危険性もない道で制限速度50キロ。流れに逆らわなければ70キロぐらい出る」。だから20キロ超過を取り締まるのは「ちょっとどうか」。異論噴出は必至だが共感する人も多いに違いない。と述べていた。 確かに、異論は出るとは思うし、たとえがよいとは思えない。 一時停止については、そんなにスピードの出る地点でもなく危険性の極めて少ないところは随分とあるように思えるがどうであろうか? それでもなおかつ、