やっと超えたか

このところの天候はすっかり春めいてきたように感じられる。 昨日の午後は西の空がうっすらと曇ったような、なんとなく黄色いというかどんよりと言うにはまだ肌寒い感じの空の色でした。 もしかして「黄砂」かなと思われるようであったが、最近はpm2・5とかいう微小粒子が発生し、お隣中国では大きな社会問題として取り上げられている。 まさかそれではないだろうと思いますが、間違いなく「春近し」を感じる。 そう言われるまでもなく、春ですから当然であるのにそんな感じがするのは、それだけ厳しいい冬であったのであるからでしょう。 日本は、好むと好まざるにかかわらず大陸の気象に影響を受ける。 黄砂もそうですし、最近のpm2・5であってもそうです。 そのいずれもが大陸中国の自然に対する環境問題に端を発していることであり、その対策に神経を使わなければならない我々はおおきな迷惑この上もない。 お隣と言えば、まだあります、世界の中止要請、国連勧告にもかかわらず核実験を強行する北朝鮮があります。 次第にエスカレートし、孤立化する一方、韓国との外交関係の断絶までも言い出している。困った隣である。 そうした国々が、長い歴史と伝統もあるであろう大陸文化を継承しているであろうと思われるが、必ずしもその伝統が世界に認められる継承とは違うようになったとすれば、その要因はいかなる状況で今の状況を生み出しているのであろうか。 単に、資本主義経済、社会主義経済といった経済問題による政治と社会統治の在り方だけに起因しているのであろうか。 特に、先般の国連安全保障理事会による満場一致での「北朝鮮に対する非難決議」はこれまで考えられないことであったのではないか。 これによって、北朝鮮の対応が変化するのかどうなのか注目されることになる。 それにしても、同国の主席が、米国のプロバスケットボール選手との会話で「アメリカ大統領からの電話を熱望している」との報道には驚いた。 そうであれば、電話ぐらいすぐにもできそうなのに、誰もそれを信用しないように思える。 電話をして、何を話したいのだろうか、まさか「元気ですか、遊びに来てください」ではないでしょうに。 それでよいのなら簡単でしょうが、これまでの経過からすると全く信用できないから、何一つ前進しないことは明白である。 冬をやっと超えたように感じながら、西空を見ながらそんな思いがふっと頭をよぎった次第でした。