予算編成最終
平成25年度の村の予算編成がいよいよ最終時点に入った。
それぞれの担当者が、来年度に向けて事務事業に要する経費の試算をし、その概要額を予算要求し、村の財政担当者と議論をしながら一定の予算を決めて積み上げてきた総額がほぼ固まり、最終的に、その事業、事務を決定する段階に入った。
最終段階の決定にあたっては、いくつかの私自身の考え方によって方向を示しているものの、それぞれの担当が村民の方々のためになる事務事業を進めたいと考えて予算要求して計画してきた内容であることから、その趣旨をよく聞くことが最も大事であり、現在その段階になっている訳です。
内容を聞きもしないで、理解のないままでバッサリと削ってしまうなどといったことは絶対に避けなければならない。
職員の意欲もなくなるであろうし、せっかく考え、計画したことはよく聞き、議論し合うことが大事であると思っているし、職員とのコミュニュケーションをとるためにも大事な時期であり、できるだけそうした時間を取りたいと思っている。
それにしても、出てきた予算要求を見てみるとよくわかる!
極めて意欲的な予算要求には本当に感激するくらいであるし、ありがたいと思っている。何とか一緒になって実現に向けてあらゆる方法を講じて実現したいと考えてくるし、自ずと議論も伯仲し、時間もかかる。
極めて濃い内容の議論になる。これこそが私たちの求めている予算編成の姿であると思う。
私が、こうやる!ということもあるが、ほとんどはそうした議論の中から一定の方向を決めて方針を決めてきたし、今後もそうありたいと思っている。
すでに、大きな村政運営の方向については村の発展計画に示しているわけであり、今回の予算要求もその方針のもとに枝葉をつけて、内容の濃いものにするためのものであり、いい予算になりそうである。
最終段階で、「財源」をどうするのか、つまり財布の中身、つまり使えるお金をどう調達するか、そこに行き当たるのである。
これは私が決めなければならない。
そんなこんなで今年もその予算の最終段階に入った。