秋田への想い

久しぶりに秋田出身で、現在中央で活躍しておられる若手会社経営者の、IT産業を活用しての講演を聞く機会があった。 内容をよく確認しないまま、講演に臨んだわけでしたが、何と何とその内容は結構示唆に富んだ内容であり、我々地元におる者にとってはとても急をずばりずばりと突いた話で、次第に話にのめりこまされた。 これまでの講演では、どちらかというと、世界経済とか、外交とか、政治だとかといった分野での評論家の講演内容が多かったのですが、今回は、ずばり「秋田の経済復活への提言」と題しての内容で、なぜ秋田の経済は衰退するのか、雇用を生みだすにはどうするのか、経済復活の「キー」とは、とるべき2つの戦略、企画の独自性、パワースポットの提言、動機づけなど、極めて広範にわたって具体的な提言をしてくれた。 今回の講師料は○○万円であるが、東京でセミナーを開くと一人○万円で100人は集まってくれる、しかし生まれた秋田に思い入れがあるし、経済がよくなってくれればそれでよいし、それに期待し少しでも役だててほしいと思って来ている、とのことであった。 従って、講演内容も具体的で、企業経営者や我々年代の行ったものものからすると、なかなか大変なものもあったが、大いに参考にすべきであると感じた。 私自身、だい3セクター経営者からすると、頭の痛い指摘もあり、しかし、全く同感といった指摘もあって、今後参考にさせていただきたいと思った。 講師は、フロントラインマーケテングジャパン(株)社長 小玉 歩氏で、大手の会社に勤めていたが、ある時点で個人的にIT活用のネット活用で収入を得ていたことが判明し、会社を辞め現在の会社を立ち上げたようです。 そのあと、「クビでも年収1億円」を出版し、マスコミもにぎわしている方であるようで、私はまだ読んでいませんが、なかなか機転のきいた若手の注目すべき方であるようでした。 IT活用についても大いに参考になるように感じた。