スキー界垂涎の的

スキー界ではSAJナショナルデモンストレーターといえばスキー技術の向上を目指す人ならば誰もがあこがれの的であり、そのデモンストレーター認定者と一緒に滑るなどはなかなか出来ないことであるようだ。 全国でこの認定者は2,012年度は男子で27名女子で9名しか認定されない大変厳しい資格であるようである。 さらに、全日本スキー技術選手権で上位入賞、まして優勝などとは大変なことであるようである。 その大変な優勝者と資格を取得しておられる選手4名が一堂に会しその活躍を祝う会がジュネス栗駒スキー場のレストランに集い、湯沢・雄勝スキー指導者会(会長・谷藤照男)が主催して楽しく行われた。 その選手をご紹介をしますと、兼子稔(東成瀬スキークラブ所属、秋田栗駒リゾート社員、皆瀬村出身)2,012技術選手権22位、2,012ナショ ナルデモンストレーター初認定、兼子佳代(福島県スキー連盟、皆瀬在住、旧姓三星)2,012全日本スキー技術選手権優勝という兼子ご夫妻、水落育美(湯 沢市出身、湯沢スキークラブ)全日本スキー技術選手権5位、2,012ナショナルデモンストレーター4期連続認定という輝かしい選手たちに加え、結婚した ばかりの水落選手の旦那さん水落亮太選手(新潟県スキー連盟)2,012全日本ナショナルデモンストレーターの4選手が勢ぞろいしたわけです。 水落ご夫妻は、昨日までの3日間ジュネス栗駒栗駒スキー場のグレステンスキーコースで首都圏からの選手のキャンプはっていたところでした。 兼子ご夫妻は当スキー場でも春先にはキャンプを張ってスキー愛好者から大変ご好評をいただいており、その二人の優れた技術と指導力、人柄を慕っての参加者は多く、今後も大いにご期待したいと思っている。 スキー人口の減少が止まらない現在、こうした若手の指導者によってスキーの楽しさをもう一度再確認していただきながら、その普及に我々スキー場関係者も大いに努力しなければならないと思っている。 水落ご夫妻の奥様、育美さんは小さなころからこのスキー場には来られていた方ですし、これからも機会を見てご指導いただきたいと思っている方々たちです。 出来れば、せっかくこうした形で日本を代表する選手たちのつながりができたわけであり、4選手によるキャンプ、講習会、イベント、撮影会などを企画できないものか大いに検討していただきたいと期待したいものである。