観光創生会議

image (挨拶する佐竹秋田県知事) 秋田の観光創生推進会議(会長・佐竹秋田県知事)の理事会、総会が開催され出席した。 理事会、総会は問題もなく議案を可決して終えた。 一定の幹事会議などで審議されたことでもあり、異論を挟む余地はなかったが、敢えてこの会議が、秋田県と市町村などがかなり負担している会議であり、秋田全体を観光創生として意欲的に取り組もうとしていることからすると、少し片手落ちではないかと感じられることもあった。 秋田全体の観光客は仙台圏域、岩手、山形などからも結構多いと考えているし、現実に栗駒周辺を取り込む地域での入り込みはかなりあり、そうした視点でのキャンペーンやパンフレット印刷、にも取り込む必要性を感じており、それがどうももうひとつ配慮にかけているように感じられてならない。 この点を事務局に話しておきました。 そうしたことは、事務局でも感じているようで改善を次期計画から検討してもらうように期待したい。 終わってから、東北観光推進機構本部長、紺野氏の講演があった。 その内容も、インバウンド誘客の重要性と交流人口の拡大についての話しがあった。 着地型の観光の重要性などもあった。 十和田、竿灯、白神地域などや、田沢湖、角館、などやはり秋田を代表する観光地がなどこれまでのそうした著名な観光地が中心に取り上げられていたことと、そうした地域とインバウンドの可能性の高い地域が中心に感じた。 我々が主張している県際観光はまだまだ、意見としては取り上げられないように感じた。 しかし、これからは、自然(雪、新緑、夏山、紅葉など)山菜、食文化、温泉など新たな視点での観光も重視されるであろうし、新たな観光の視点として見直されつつあり、粘り強く観光事業に取り組まなければならない思いがした。