診療施設ミニ学会

image (小出診療所を視察) image (参加者) image (歓迎の挨拶・横山にかほ市長) image (黒沢保健師) image (佐々木保健師) image (佐々木看護師) image (小出診療所の和田所長) image (小野会長と伊藤座長) 県内には、国民健康保険直営診療施設は7つある。 その関係者が「地域包括ケアシステム」である保健、医療費、介護、福祉のありかたを総合的に研究し、その成果を発表し、議論しあって、今後の活動に役立てるためのミニ学会を開催している。 今年は、にかほ市の小出診療所で現地研修を行い、その後会場を移して全国規模の大会と同じような内容を小さくしたミニ学会を、10人の研究者が発表してくれた。 村からは9人が参加し、二人の保健師が後期高齢者歯科健診から見えた課題が発表された。 助言者の小野会長から、大変よい研究であり、継続してその研究を続けていくことが大事であり、成果を発表してほしい。 また、看取りにたいする職員の意識調査が幸寿苑の看護師から発表した。これまた、大変大きな課題であり、研究視点として極めてよい内容であり、難しいが引続き研究を進めてほしいとのコメントがあった。 この学会では、歯科健診の重要性、5S(整理、整頓、清潔、製造元、躾)がいかにあらゆる面での成果向上につながるか、こどもの料理講習の必要性、等に強い関心をもった。 特に 小野会長(横手市立大森病院院長)の「多職種連携」(医師、保健師、看護師、介護士、検査技師、ワーカーなど)の重要性が今後益々重要になってくることがはっきりしてきた。 実りの多いミニ学会であった。 因みに、昨年は村で行った。 全国の大会は10月に埼玉県大宮市で行われる。村からも参加することになっているし、発表もある。 ここ数年毎年発表してくれている。 よい勉強になると思うし、課題をもって日々の業務にあたることにもつながることになる。