森林環境税の行方

image (この森林を守り水を作るのも地方自治体なのです) 昨日は森林環境税の監査会があり、東京日帰り出張。 名称を変えながらも、森林が二酸化炭素吸収源として果す役割を、国税で全国の森林保有自治体の固有税財源とすべく、粘り強く訴えて来た。 一昨年、やっとのことで、200億円程の財政処置がなされたが、その後は、国の省庁の確執もあり、なかなか芳しい状況ではない。 年末の税政改正で何とか一定の理解を得られようと、懸命であるが、なかなか環境は厳しいようである。 環境省は広く浅く国民から負担していただき、税源確保に懸命であるが、通商産業省など財界は応じてはくれないようで、財務省も消費税増税もあるし、総務省も交付税に組み込みたい意向など入り乱れての省庁の力関係にも関わる課題で大変な状況であるようだ。 課税客体のない我々地方自治体にとっては、空気、水を作り上げて都市住民に提供している現実にもっと目を向け、理解していただきたいのですが、なかなか一筋縄ではいかないようである。 しかし、ここで、諦めてはダメで、粘り強くこの運動は続けていかなければなりません。 今日は、その決起大会で、与党税政会長も出席し大会を盛り上げてくれるようであり、多いに期待したい。 ところで、都内で移動中の午後2時過ぎ、地下鉄に乗ろうとホームに向かっていたら、何だか足元が揺れる感じ!体がおかしくなったのかと一瞬思ったら、改札がどじてしまい、同時に、強い地震が発生!とのアナウンス!運転中止とのこと。ビックリしたが、多くの乗客は落ち着いたもの。慣れているのかどうなのか? 私はこれで都内では2回目くらい、やはり気持ちが悪いよねー! 間もなく運転再開、ひと安心した。