食文化と六次化産業
(こうした食事もハラム食品では認定されなければならないそうです)
土日をかけて村事業の展開に向けた食文化に関しての視察、新たな取り組みなどを考えることができた。
その一つには、「東成瀬村食堂」があり、これを足がかりにした次のステップに向かった試みの具体的な模索をしていくことになる。
さらに、私には全く異次元の世界のような考え方での食文化について考えさせられることもあった。
首都圏では2020年の東京オリンピックに向けた具体的な動きが激しい勢いで始まっていることである。
メディアを通じてはおおよそのことは理解していても、具体的にはどうなっていくのか、どの職種でどんな活動が行われているのか、どう動いているのか、どんな経済活動に発展していくのか皆目見当もつかないのが現実である。
そうした動きの中で、観光客の動向が日本全体あるいは地方自治体にとっても大きな振興策のポイントになるものと考えられる。
それに付随して「食事」「食文化」もかなりのウェートを占めることになるものと思われる。
週末の視察のなかでもそうしたことが話題となり、世界の食文化を考えた対策が、真剣に考えられていることを知った。
食文化、食事は「安かろう」「簡単」「スピード」では済まされないこだわりが世界の中ではあることを知った。
とくにイスラム文化圏の日本に訪れる観光客ののびは著しく、この対応策について真剣に考えられ、具体的な動きがあることも知った。
そのポイントは、やはり食文化にしっかりと対応した食事のご提供ができるかどうかによって、大きく変動していくだろうとの見通しが示された。
特に食材の安全性、食文化に対する宗教的な考え方などは決定的なポイントになることであるようだ。
我々が取り組んでいる農畜産物の六次化産業対策が、我が村の地域特性を活用した対策とがマッチングできる可能性に期待できることが大きな希望ともなった。
ますます、この時期を逃さず次なる施策展開に向けて努力する意義を感じたところでした。