村の芸術文化祭
東成瀬村芸術文化協会が結成されて5年になる。
村内の芸術文化団体が日頃から練習している成果を発表する機会でもあり、皆さんがとても楽しみにしている。
これに先立って、村の方言をできるだけ盛り込んで寸劇を3分間以内でまとめる「しゃべろーぜ大会」も同時に開かれた。
この大会には、小学校から3・中学校から2・保育園職員、一般から4団体が出場するなど盛り上がった。
会場は普段あまり聞くことのない方言、特に村独特の方言などもあり、皆さん懐かしそうに聞きながらも腹を抱えて大笑いする会場は
笑いの渦となった。
今年も一般の部門では保育園職員が今年も見事に勝利者となった。芸術文化祭には陶芸、ごてんまり、写真コンクール入賞作品、アケビツル、ぶどうツル等のつるあみもの、和紙細工、習字、かご編み、手芸作品も展示されており、皆さんがそれぞれのでき具合を話し合いながら鑑賞していた。
また、茶道のお点前も今年も大変好評で、楽しんでおられた。
ALTのイタンさんの英語での読み聞かせグループとのコラボに加え、杉山さんのギター演奏を加えた子供達ばかりと思っていた読み聞かせが、会場の全員がしっかりとその読み聞かせにどっぷりと入りこんでしまっていた。
これは、村の方々が、年代を問わず童話や昔語りに凄い関心をもっていることが分かり、新たな発見をした思いでした。
また、小学2年生の民謡には、やんやの喝采で大変な声援でした。
中学生の踊りと、YOSAKOIソーラン踊り、子供仙人太鼓、など間違いなく後継者が育っていることにはうれしい限りでした。
昔語りもしっかりと住民に溶け込みましたし、これからの活動が楽しみです。
それぞれに工夫がこらされており、バリエーションも豊富になり、内容の濃い芸術文化祭になりました。
これからますます広がりを見せてくれるよう期待したい。