紅葉の渋滞
昨日は「体育の日」で「寒露」とのこと、朝夕の気温も10度台になる季節となった。
国道342号線の須川高原が、この時期必ずのように渋滞が発生している。
特に、10月10日をピークにしているが、今年は休日の関係から、体育の日の10月8日が朝から大変な混みようであったようである。
所要があって、そちらのほうの状況を確認することはできなかったが、ラジオ放送では朝からすでに渋滞が発生していること、特に国道342号線の須川温泉に向かう方向の上り車線が、朝のうちからやく3時間の渋滞とのこと、特に須川温泉隣接の駐車場に入る車が入ることができずに、大渋滞を起こしているとの道路情報であった。
秋田県側については、国道342号線と交差する県道、仁郷・大湯線(旧有料道路)までの約1Kが渋滞しているとのことである。
この渋滞については、これまでも毎年のように対策会議がもたれてきたが、抜本的な道路改良でもされるかあるいは駐車場の大規模な整備がなされるかのいずれかが行われない限り、とても対応できないように感じている。
きまった収容台数しか駐車できない地域に、それをはるかに超える車が来てくれるのですからとてもとても対応しきれない、しかもこの駐車場に通じる道路が狭隘であり、駐車場に入る右折車両が交通整理によって止められることによって、渋滞はどんどん長くなっていく。しかもその後の道路も急坂であり、にっちもさっちもいかない状況になってしまう。
特に、ここ数年駐車場対策としての交通整理がどれくらい効果を発揮しているのだろうか。
こうした対策のため、バスでのピストン輸送も計画しているが、このバスの運行も期待したような定時運行もできず、お客さんから不評を買ったとのこともあり、これも特効薬にはならないようである。
やはり、抜本的対策が必要であることは間違いがないように思える。
厳しい財政状況の中ではありましょうが、ここは秋田、岩手両県の道路担当からひと踏ん張りしていただかないことにはどうにもならないように感じている。
ここは「県際観光の出番」であると思うし、積極的な運動も必要であることになる。