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うろこ雲とお月様

このところ連日秋田市出張が続いている。 帰途の途中、秋田道に乗ろうとして空を見上げると、うろこ雲が広がっていた。 この秋に初めて見たように思う。 雲も、ところによってれぞれの形が違うものです。 自然現象の変化は同じ県内であってもかなりの違いがあり、雨雲などは大体2時間ぐらいすると秋田市内の雨が東成瀬村にやってくるようだ。 朝夕の温度差も日増しに強まってきているし、この季節の移り変わりに体の変調をきたす方々もこの時期が多いようだ。 今日は中秋の名月、きっと素晴らしい名月が見られそうだが、夜には懇親会があり、月を愛でる状況ではないかと思い、昨夕に写真を撮った。 秋田市内のうろこ雲と東成瀬の上弦の月、フェースブックでは沖縄県石垣島の星空が石塚さんによって紹介されていた。 素晴らしい写真でした。 コメントでは、石垣島のそれよりも東成瀬村のほうがきれいであったとのこと! 嬉しいじゃありませんか! 皆さん東成瀬の星空を見においでください!  

台風一過か

image image image 台風18号が列島に被害を及ぼし温帯低気圧になった。 村には大きな被害を及ぼすことなくホッとしているところです。 昨日の朝は休み疲れか孫たちも起床が遅く、私だけの散歩となった。 空を見上げると、西の空は晴れているのに、東の空は暗い。 こんな時は大体天気は晴れてくれる。 「朝でっかりは婿泣かせ」と言われているとおりで、このジンクス、言い伝えは当たっていると思うんです。 古来から東の空と西の空を見て昔の人達は生活していたんでしょう。 これからも、そうした知恵を大事にしたいものです。 まだまだ台風はくるんでしょうか、台風一過の天気ではありませんでしたが、間違いなく秋です。 まだ鱗雲は見ていない気がします。

ともどもに元気

昨日は、私の地元の敬老会であった。 挨拶をするのですが、普段から大変にご厄介になって方々ばかりで、これといって話すこともないのですが、これまで2回の敬老会で話したことでの、「腹いっぱいの食事をしないように」の健康話での失敗談やら、近づきある台風18号のことなどを話した。 関心のある高齢化率は秋田県は進んでいるものの、わが東成瀬村は県内では25市町村中19位で町村の中では大潟村に次いで美郷町と同率であることを新聞で知ったことなどから、比較的低くしかも健康寿命もよいことなども申し上げた。 同時に、この敬老会に参加してくださっておられる方々は、いろんなことに挑戦し経験豊富な方々ばかりで、これからもこれまで培った知恵と経験、技術を存分に後輩に引き継いでいただきたいし、引き続きのご指導をお願いしたところでした。 要は、どのような生き方をするかであって、「としょったから」からと言って何もしない、無気力な生活をしないようにしていただきたいことも申し上げた。 余興になると、カラオケ大会さながらに88歳の方を皮切りに80才代はざらざら、一年先輩の方が定年を契機に奥様のふるさと岩井川に移住してすっかり住民となり、自慢のムード火歌謡を披露、これまた一年後輩のYくんも十八番を披露、先輩も後輩も元気いっぱい!会場は時間を過ぎても終わりなき状況、おまけに、私までカラオケを歌わせてもらってしまった。恐縮至極! この分だと、この地域は元気いっぱいの地域づくりができそうだ。 そんな思いのする一日でした。

皆で大合唱

今年の敬老会第二弾は、椿川と大柳地区の190名が対象になっている。 今年から参加の方がたも新入生よろしく参加してくれていた。 とてもアットホーム的な地域で、皆さん和やかに語り合いながら久しぶりの集まりを楽しんでおられた。芸達者な方々も多く次々とカラオケを披露してくれ時間が少し足りないくらいであったようです。 一回目の敬老会での挨拶で、健康であってほしいと、食事は「腹八分目」が良いとのことを話したところ、お酒を注いで歩いているうちに「ごちそうを前に相手腹八分目とは、食べるな!ということか」と冗談を言われてしまい、これはまずいと思い、今日のごちそうは全部食べてくださいと申し上げた。 96歳のおばあちゃんとはいつもお会いするたびごとに昔話やら、ことわざなどを聞くことができ楽しみにしている。 今年も元気に来てくださいました。 この地域の敬老会では、最後に皆が全員んで合唱するのが習わしで、今年はドンパン節で締めた。 余興では地域のご婦人方による歌と踊りで盛り上げてくれていますし、小学生の可愛い女の子の踊りにたくさんの花が上がっていました。 また来年の再会を約束して皆さん元気に楽しいひと時を過ごしてくれたようでした。

地域包括医療

地域医療とりわけ国民健康保険加入者の多い地方の医療機関の持つ役割は、医療現場と行政の保健福祉が地域全体で関わり、総合的に包括的に連携しながら進める必要性のある重要な「地域包括医療」が求められている。 現在この趣旨に沿った事業が全国的に国保医療機関(村の場合国保診療所)と役場の民生課の保健師を中心にした組織と介護保険担当、国保担当などが連携して推進しているところです。 具体的に何をどのようにしてと言われると説明しにくい面もありますが、現在進めている住民の介護保険や検診事業、予防接種、栄養指導、などすべての住民に係る健康事業、医療事業が多かれ少なかれ連携して機能的に進めるようになってきていると理解してよいだろうと思っている。 そうした試みが、診療所、民生課の職員を中心にしてそれぞれの課題を設定し、解決するための研究をし、発表しあい研鑽している。 その発表の場である平成25年度秋田県国民健康保険診療施設協議会研修会(ミニ学会)が横手市大森病院と高齢者福祉センターを会場にして開催された。 数年前には東成瀬村でも開催されており、会場を持ち回りで実施している。 今年は、村からも看護師から一題、保健師が一題の二つが発表された。 保健師からの「マシーントレーニングの実施効果」と題しての発表で、それの効果についての事例であった、発表に対し参加者から研究成果に対し意見、具体的な問題点などが出されれていた。 看護師からは「常勤医がおらない診療所の機能を果たす取り組み」の研究成果が発表された。医師不在とともに薬局も閉鎖され、院内処方が余儀なくなり、およそ900種類に及ぶ調剤と管理が看護師の負担となったことや、診療体制にあたっては、およそ25名近い医師の交代体制で約1年乗り切るための診療体制の住民周知、患者さん方の選別、患者輸送車の配車体制の設定など、ご協力いただいたお医者さん方との調整などそれはそれは大変な事態に即応した状況などが発表された。 これに対しても、医師不足からくる問題点が大きなかだいとしてしめされたことであり、私自身の医師確保ができなかった責任を図らずも露呈した形で、申し訳なくも、恥ずかしいような思いでいっぱいであった。 これらの発表は、一部内容は違うようですが、来る10月初旬の島根県での全国国保診療施設医療学会で発表されることになっている。 こうした全国レベルでの発表で、お互いに研究しあい、住民の包括医療のあるべき姿に向けてより一層前進していくことを期待したいものである。