秋田大学との連携事業
(伊藤医学部長)(中村教授)(佐々木准教授)(質問する高校生)(参加者の皆さん)(高崎教授)
秋田大学と東成瀬村との連携協定を結んだのが9月26日、その一回目の事業として「メデイカル・サイエンスカフエ・ネクスト」と題して、秋田大学医学部長・伊藤教授がサイエンスカフエ・マスターとして3人の講師ともに村の防災センターで40人を超える参加者の元、和やかな中にも、表題にあるように、医学と科学のみならず教育学部をも入った幅広い分野での内容の濃い話題を提供していただき、多いに勉強になった。
大学では、今年は3回目の事業でそんなに多く県内でこうした事業を展開できるわけでもなく、ありがたい企画であった。
しかし希望としては今後もこうした機会を作っていただくように願っている。
主催者としては、秋田大学地域創生センター長・川東雅樹氏で連携事業としても大いに期待したいし、こうした専門的なお話を聞く機会は滅多になく、参加者はまたやってくださるだろうかと帰り際に多くの皆さんから聞かれ戸惑ってしまった。
保健学科の中村順子教授のソフトでありながらも元気な切り口での、「最後まで自分らしく生きる・暮らす」では、高齢化社会の生き方として、洋式トイレのすすめ、ダンスなどでの新しい振り、つながりの大事さなどを強調されていたし、自分らしく幕引きを迎えることも大事であるとした。
また、保健学科佐々木准教授の「心豊かにするコツ」でもいかにして自殺予防に取り組むか、優しく語り合い相談しやすい環境を作ることなどが述べられていた。教育文化学部の高崎教授からは運動の大事さが具体的に説明され、参加者も多いに関心を持って意見効果をした。
最後の最後まで活発な意見交換が行われ、小さな自治体のの良さがよくわかったと医学部長の総括で閉店した。