増田の「町の日」

いつのころから始まったのでしょうか横手市増田の「まちのひ」は毎月、2・5・9の付く日の午前7時ころから開かれ、大賑わいである。 この日は、周辺の農家や山菜、日用品、食べ物、などそれこそ何でもあることで有名で、私たち東成瀬の人たちも、この町の日に向けていろんな買い物に出かける。 最近は、勤め人も多く、若い人たちはおらないものの、農産物の苗などを求めに行く人も多い。 もちろん買い物ばかりではなく、村の山菜はこの市の特産物でもあり名物で、これをめがけて買い物に来る人も多い。 出展者はもちろん村の方々であり、周辺の方々ばかりではなく、市場の信頼のおける出展者として有名であり、立派な山菜には定評のあるところである。 私も年に何回か行くことが楽しみでもあるし、今の時期はどんな山菜があるのか、値段はどれくらいなのかな、あるいは見ることのないような産物にめぐり合わせることもあってとても楽しいひと時である。 昨日も野菜の苗を買いに出かけた。 やっぱり人出は多かった。 特に顔見知りの村の人たちの多かったこと多かったこと! あらら、あららと声のかけ通し、何買った!ほほー!、ついでに育て方を聞くこともできるし、普段お会いすることのない方々ともお会いでき朝から、元気が出る。 この町の日の市は、こうした交流の場ともなっている。 蔵の街で一躍有名になったが、この伝統の町の日も周辺では欠かすことのできない伝統ある市である。