いじめに負けるな

新聞の「人生相談」欄は目につきやすい紙面に整理されている。 内容はともかく、先日読んだ人生案内「いじめ受ける娘に何伝えれば」を読んでその娘さんの健気な気持ちに感動した。 とかくこうした相談事は暗く見通しのない回答が多い中にあって今回の娘さんが、2日ほど学校を休んで、3日目に「いじめている子が学校で勉強しているのに、いじめられている子が勉強できないのはおかしい」と言って登校した、それを相談者の母親と父親が娘の意見を尊重して「つらい時ほど凛として送り出した、その言葉は自分が勤めていた時に支えにしていた言葉であったそうです。 娘が一人で学校に向かう姿に涙が止まりません。いじめている子が笑いながら登校する姿に怒りで体が震えます、とありました。 相手の親と娘にも「やめてほしい」と電話し、先生にも相談したがなかなか解決しないそうです。 一体相談を受けた学校ではどうした対応をしているんだろうか、いじめている子供の家庭ではどう思っているんだろうか? そこいら辺はわからないが、相談者の娘さんも相当気持ちの強い子供なんでしょうが、すごい気持ちの切り替えであると同時に、自ら学校に行くとする姿勢に爽やかな気持ちにしてくれた。 年末にこうした気持ちに触れることは気持ちが良いものです。