呉市と広島を視察
台風24号の影響をあまり受けないで瀬戸内海をフェリーで渡り、呉市で戦艦「大和」関連のミュージアムをしっかりと見学した。
戦艦は戦艦として、あの製造技術と、発想力、頭脳の凄さに驚くと同時に、その船舶技術、海洋技術などの工業技術、科学技術があらゆる面で、今に脈々と引き継がれ活きていることに、驚嘆した。
昨日発表された、ノーベル物理学賞の受賞においても、日本の科学技術の粋が活かされて実証実験によって証明されたとのこと、それに関わった科学者は100名を越えているとのことに、誇らしさを感じたところでしたが、それが今日また日本人の素晴らしさを改めて感じることとなった。
この後、広島市郊外の自動車のマツダ工場を視察した。
会社設立と歴史などと共に、昔懐かしい三輪車などから、ル・マンレースで総合優勝した車、次世代の車、水素自動車などを見ることができた。
自動車の組み立て工程では、昨年トヨタ自動車工場でも見学した折に感じた、作業員の方々に対してどこか空しいようなかんじが禁じえなかった。
大変失礼ながら、機械化された中での人間がする事の単純化作業と機械に追われているようで
何かはかないような気がしてならなかった。
やむを得ないと言えばやむを得ないし、それが、現代企業の宿命であり当然のことでありましょうが
そうした機会にふれることのない私にとっては、大変な作業なんだなーとつくづく感じたところでした。
大企業はそれをとことん追求していくことであることの現実を垣間見たことにもなった。